可愛がられる人がやっている「3つの習慣」
今回は、「可愛がられる人がやっている3つの習慣」をお届けします。
唯我独尊で、キャラも立っていて、1人で何でもできる。
何もしなくても「サポートさせてください」と勝手に人が集まってくる。
可愛がられる必要は全くない。
そんな人が稀にいるかもしれませんが、普通は、人間一人でできることは少なく、みんなで助けあいながら仕事をしています。
誰かからサポートを受けたり、自分も誰かのサポートしたり、おかげ様であり、お互い様の関係です。
そんな中、やはり可愛がられる人というのは、周り助けてもらえる率がグッと高まります。
可愛げがあると、何か困ったことがあったときに、すぐに上司や先輩がサポートしてくれたり、またはお客様からも「◯◯さんが言うんだったら、人肌脱ぐか」と言ってお客様を紹介してくれたり。
逆に、「アイツ挨拶もろくにないし、指摘するとすぐにむくれるし、何だか可愛げがない」と思われると、近寄り難く、人が離れていき、だんだん孤立してしまいます。
そこで、これまで延べ10万人をサポートしてきた当社が、「職場で可愛がられる人がやっている3つの習慣」をピックアップしてお届けします。
ぜひ1つでも実践していただけたらうれしいです!
「あなたは誰に可愛がられたいですか?」
中身に入る前に、1つだけ質問させてください。
「あなたは誰に可愛がられたいですか?」
よく「可愛がられるコツ」みたいなものをネットで検索すると、「〇〇をしたら可愛がられる」と、何をしたら可愛がられるか、つまり「What」から入ること多いのです。
でも、実は「What」ではなく、「Who」から入る方が100倍大事。
なぜなら、出会う人、全員から可愛がられるのは不可能だし、誰に可愛がられるかによってはアクションが変わるからです。
人が可愛がられたいと思うとき、相手はほぼほぼ、自分より上の立場の人ではないでしょうか。
例えば、上司が部下に可愛がられたいと思うのはちょっと変ですよね。普通は逆で、部下が上司に可愛がられたいと思うはず。
でないと、仕事を教えてもらったり、サポートしてもらうことができないからです。
先輩が後輩から可愛がられたい、これもあまり聞かないですよね。通常は先輩が後輩を可愛がるものです。
人は、上の立場の人が、下の人の立場の人を可愛がることで、人を育てていくDNAが脈々と受け継がれているのです。
だから、先輩経営者が後輩経営者を可愛がりますし、何かのコミニティに入れば、必ず先に入っていた人が後から入ってきた人に色々教えます。別に頼まれたけでもないのにです。自然に教えたくなるのです。
それを踏まえると、「上の立場の人に、どうすれば可愛がられるか?」ここが鍵になります。
礼儀正しくする、相手に配慮した言動を行うなどは、上の人じゃなくても、全員にすべきものなので、今回は上の立場の人に可愛がられることに特化して、3つの習慣を紹介をします。
①質問しまくる
上の立場の人は、やはり質問されると嬉しいです。頼られていると感じるからです。
さきほどもお伝えした通り、人は上の立場の人が、下の立場の人を育成するDNAが脈々と受け継がれています。
ちょっとした雑談の中でも、
「最近、健康で気をつけていることはありますか?」
「どうしたらそんなに元気でいられるんですか?」
なんて質問してくる後輩がいたら、先輩は「可愛いヤツだな、よし教えてやろう」
と育成本能がくすぐられるわけです。
「この仕事について相談してもいいですか?」
「〇〇さんだったら、この件、どうやって着地させますか?」
など、「そんなの自分で考えろよ」って言われるかもしれませんが、可愛がられる人は、「ですよね。。でも全然アイデアが浮かなばくて…」なんて困った顔をします。
そんな顔を見ると助けたくなるものです。
質問もコミュニケーションです。
質問が多いということは、コミュニケーションの回数も多くなります。
より強固な人間関係が形成されて、ますますその人のことを可愛がりたくなります。
②反応しまくる
質問したら次は、反応しまくること。
質問しあたら、相手は何か答えてくれるでしょう。
それに対して「なるほど!」とか「そうなんですね!」と頷いたり、「すごい!」「ためになります!」と言葉で返したり、体で受けとめたりしながら反応する。
リアクションがないと、本当に聞いているのか不安になるし、回答が役にたったのかもわかりません。
無反応、無表情な人は、気持ちが伝わってこないので、可愛がられることは間違いなくありません。
よく、受講生から「そんなに大げさに反応したら、わざとらしくないですか?」と聞かれることがあります。
そこで、セミナーで実験するんです。
「ちょっとオーバーにリアクションしてみてください」と。
その後、リアクションしてもらったほうに聞くと、「もうちょっとリアクションがあったほうがうれしいですね」と言われるケースがほとんどです。
実は、自分が思っているほど、人は反応していないんです。
自分では「ちょっとわざとらしいかも…」ぐらいやって、ちょうど相手に伝わるレベルです。
そして表情も本当に大切。
いつもにこやかな顔してる人はけっこう少なく、仏頂面で話を聞いている人が多いです。人は自分が思っているほど笑っていません。
そこまで無理に笑う必要はありませんが、隣に座っているだけで、少しニコニコしている。
そういう後輩は間違いなく可愛がられると思いますし、話しかけたくなる人です。
③パクりまくる
教えてもらったら、それをパクりまくる。
「勉強になります」
「次回実践してみます」
「今度それ使ってもいいですか?」
「実践してみたいので、もう少し詳しく教えてもらっていいですか?」
「その言葉、今度僕のメンバーにも伝えていいですか?」
「その名言、今度ブログに書いてもいいですか?」
と、パクるのも学びです。
「お前いつもパクるなぁ」と言いながら、相手は相当嬉しいです。教えを活かそうとする前向きな姿勢を感じるからです。
「言っちゃったら、必ず実施しなくてはいけなくなるのでは?」「そんなに全部実施できないし、したくないこともある」と思う人もいるでしょう。
そのときは、「今度やってみたいなと思います」とか「機会があったらぜひチャレンジしてみます」でもいいです。
これなら仮の話ですから、やらなくても角は立ちません。
大事なのは吸収しようとするその姿勢。そんな人はやはり可愛いがられます。
どうでしょう。
反対に「質問もしない」「何を言っても反応しない」「教えを請うともしない」
そんな人を助けたいと思うはずがありませんよね。
上の立場の方は、やはりそれなり経験を積んできたはずです。学ぶことも多いはず。
質問しまくって→反応しまくって→パクリまくる
こんなふうに、数珠つなぎで連鎖して活用することで、可愛がられる法則を使っていただきたいと思います。
可愛がられる人がやっている「3つの習慣」は、ぜひ動画でも詳しく解説していおりますので、チェックしてみていただけますと幸いです。
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【モチベーション&コミュニケーションスクール】
あがり症・緊張を改善するセミナー
伝わる話し方が身につくセミナー
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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎あえて話さない戦略(大和出版)
◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
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