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急に話を振られても慌てない!BOX思考で伝わる話し方をマスターしよう(^-^ )

「言いたいことがよくわからないと言われることがあります。。。是非改善したいと思います」

今回もセミナーをお申し込みいただいた受講生の方からコメントをいただきました。いつもコメントをお寄せいただき本当にありがとうございます!

話しているうちに「自分でも言いたいことがわからなくなってくる…」「混乱してきてしまう…」というお問い合わせをいただくことがよくあります。

特に急に話を振られたときや、質問されたときは困りますよね。

例えば、上司から「会議の資料出来てる?」と聞かれて、

「ヤバイ、できてない…」というとき。

そのときに、「いやぁ、見積書を作成していまして、電話対応も結構ありまして、ちょうど今から取り掛かろうとしていたのですが・・・」

といったら、

「つまり、やっていないんだな」

と突っ込まれそうです。

本来は、急に質問されたり、突然話を振られたときも、スパッと的確に答えられるようになるといいですよね。

結論から話せない理由

そもそも、なぜ結論から話しにくいのか。

英語だと、I have a dream.(私には夢がある)と、結論が先にきますよね。そのあとに夢の詳細を語ります。だから言っていることがわかりやすいです。

一方、日本語だと、述語が最後に出てくるケースが多く、しかも相手への気遣いなどもあって、最後まで聞かないと結論がわからないことが多いです。

もちろん、何でもかんでも全て結論から言えばいいというものではありません。でも、仕事上は、聞かれたことに対して的確にスパッと答えられなければ、なかなか物事が前に進みません。

そこで、今回は自分の言いたいことを端的にまとめる話し方メソッドをお届けいたします!

「BOX思考」を身につける

早速結論です。

それは「BOX思考を身につける」です。

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「BOX思考」とは、箱を用意して埋めていく考え方のことです。

引っ越しを思い浮かべてください。空のダンボールを3つくらい用意して、それぞれ衣類、食器…と箱に詰めていくと思います。あれと一緒です。箱を用意する。埋めていく。これが「BOX思考」です。

人間は空白があると埋めたくなる

人間は空白があると埋めたくなります。

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例えば、

「今回の景品を発表します!3位はお食事券、2位はディズニーランドのペアチケット、そして第1位は・・・?」

って言われると「1位なんだろう?」と気になりますよね。こうして空白をつくられると埋めたくなる心理が働きます。ゴールデン番組はクイズ番組が多いです。「ご当地クイズです!これは何でしょう?」という問題が出され、「もしかしてあれじゃない?」みたいな会話を家族でご飯たべならがしたことありませんか?

以前、ネットの記事で「20代の若者の離職率が高い理由ベスト3位」というものがありました。3位は「賃金が安い」、2位は「残業が多い」。そして1位は・・・私は続きが気になりクリックしました。すると、続きは有料記事で、となっていました笑。

これが空白埋めたくなる心理です。スーパーに行って買い物かごをもつとたくさん入れたくなる、みたいな心理です。

今回のご相談内容は、「言いたいことがよくわからないと言われる」ということです。これはすなわち、結論がよくわからない、ということです。

そこで、まず何を言うか考える前に、BOXを用意します。今回のケースでいうと、結論・詳細・まとめというBOXです。

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そして、あとは空白を埋めたくなる心理を利用して、結論から埋めていく。

冒頭でお伝えした「会議の資料出来てる?」にあてはめて考えると、「いやぁ、実は見積書を作成していまして、電話対応も結構ありまして…」と詳細から入るのではなく、先に、結論、詳細、まとめ、というBOXを立ち上げて、

結論:すいません、できてません。

詳細:見積と電話対応を優先しておりました。

まとめ:いまから着手して明日の午前中に提出します。

のように回答していきます。

これは、提案書をつくるときも一緒です。いきなり詳細から書き始めると、途中で言いたいことが変わったり、何を伝えたいのがよくわからなくなり、また初めからやりなおし、みたいなことになります。そこで、まず、結論、詳細、まとめ、と書きます。それから埋めていきます。

そうすれば言いたいことが端的に整理できるようになります。

【本日のまとめ】

「言いたいことがよくわからないと言われる」ときは、BOXをつくって情報を埋めていく。

これは慣れが必要ですが、受講生の方を見ていると、皆さん3週間くらいで慣れていきます。無意識レベルでできるようになると、そのうち結論から話し始めなければ気持ち悪いという状態をむかえます。

ぜひ詳細は動画でもご確認ください。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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