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匂い

本の香りが好きです。
買ったばかりの新しい本の香りも好きだし、古くて久しぶりに開いた本の香りも好き。
だから、本屋さんの香りが好きです。
図書館も好きだけど、あの匂いは少し違うな。どちらかと言うと、図書館はあの静かな空気が好きです。

誰もが大きな声や音を出さないように気を遣っていて、本に触れる音、紙を捲る音、館内を歩く靴の音、それらが静かに響いて、誰かが動くたびに空気が揺れるような、そんな世界が好きです。

買うつもりはなくても本屋さんに入るとついつい1冊手に取ってしまい、「1冊買うならもう何冊か買ってもいいか。」と思ってそのまま数冊抱えて会計に向かう、ということをよくやります。
今日もやってしまった。
おかげでまだ読めていない本が積み重なっている。
幸せな光景です。

最近LGBT関連の本を探すのですが、各書店にはあまり置いていない印象。
世の中、こんなにトランスジェンダーだのLGBTだの多様性だの何だの言っておきながら、みんなそこまで興味はないのでしょう。
それか、ネットで検索すれば1発だからなのか?

インターネットでの情報は、私の頭にはあまり入って来ないように思っています。文章が読みにくいからなのか、よく分からなくなってくる。
だから紙媒体で読みたくて図書館や本屋に行って探すのですが、あまり取り扱っていないのが現状。
みんなもっと興味持とうぜ。

他の物を買うのは高額でなくても少し躊躇うのに、本を買うのは一切躊躇いません。紙媒体最高。
最近は電子書籍も出回っておりますが、やっぱり紙がいいんだよ。
あの手触りに、匂い。紙を捲る音が好きです。

実家にある自分の本棚を漁ったら、児童文学が結構ありました。
全巻揃えたのは、やっぱり「ハリー・ポッター」シリーズです。
あれ、全巻あると壮観ですね。最近、各寮バージョンの「賢者の石」を発見したのですが、全部欲しかった。でも、冷静に考えると、違うのはカバーのみで内容は同じなんで、完全に飾る様ですよね?やめました。

あと、昔から好きだったのが「チョコレート工場の秘密」。
ロアルド・ダールの作品で、続編には「ガラスの大エレベーター」があります。映画をやっていたので、その原作である「チョコレート工場の秘密」の方は有名ですよね。
「ガラスの大エレベーター」は内容が更にぶっ飛んでて好きです。(褒めてます。)
あれはぜひたくさんの人に読んで欲しい。

去年だったか今年だったかは忘れましたが、「チャーリーとチョコレート工場の秘密」の「前日譚」が公開しましたよね。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(2023年公開)でしたね。
ティモシー・シャラメ良いんですよねえ……。彼の表情の演技好きです。
勝手に2005年版の方を想像して観に行ったので、ウィリーの子ども時代の話が結びつかなくて混乱しました。
どちらかと言うと、1971年版かな。
ウンパルンパの歌が耳から離れません。

やっぱりファンタジー作品好きだな。
内容ぶっ飛んでるなら尚良しです。

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