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育児は「やるならやる」でメリハリを通す
子どもだからといって「なあなあ」に接しても疲れが目立つだけであまり進んでやる気はおきない人は多いと思います。
私も子どもを公園につれていきベンチでぼーっと座ってスマホ見ても、
周りの目線も気になるし、子どもが怪我したり、他の子を怪我させないか心配だったりして、全然集中できません。
実は育児をちゃんとやると教育も一緒にできる
育児ってその子に自分の時間軸も優先順位も移るので、
欲求不満や立ちっぱなしで心身共に疲れやすいですよね。
そうなるとやっぱ大人はだんだんと手を抜きたくなる、
子どもが一人で遊べそうなら遊ばしておく、
なるべく何もしない、自分の時間が持てないか工夫してしまうんですよね。
これって子どもの成長機会を失ってますし、大人も時間を失ってます。
何より子どもは真似をして覚える時期なので、
そのような大人を真似しちゃうのでいいことないですよね。
でもその育児にちゃんと取り組もうとスタンスを変えると、
育児だけで終わらず、教育にも繋がるって知ってましたか?
学校で習う科目だけが教育ではない
結構当たり前のことを書いてますね。では聞きますが、
「それ以外の教育ってなんですか?」
そして
「考えた上で、日常の行動に落とし込めていますか?」
下記に家から公園で遊ぶというありふれた日常に
「大人が知ってて、子どもが知らない」教育ポイントをざっと並べました。
ざっと見るだけでいいですが、
ざっと並べるだけなのでこれだけの量になります。
「やるぞ」って意識するだけで、ただ公園に遊びに行くことに
これだけの子どもを成長させるチャンスがあります。
・道路の安全な歩き方
・交差点の渡り方
・車の動き
・自転車の動き
・白線の意味
・歩行者のカーブミラーの使い方
・車や自転車のカーブミラーの使われ方
・道路にある◇の意味
・道路を歩くときに大きな声で歌わず耳を傾ける理由
・交通ルールを守っていても事故に合う理由
・歩行者用信号は2色で、車両用信号に黄色がある理由
・信号の緑を青と呼ぶ歴史
・車が人を轢くと人の身体には何が起こるのか
・公園の遊び方
・公園でケンケンパの○を上手に描く方法
・ボールが花壇に入ったら駄目な理由
・草むらに入ったら駄目な理由
・カラスの巣の近くで遊んではいけない理由
・どの虫に近づいてはいけないか
・自分や友達が蜂に刺されたり蛇に噛まれたときどうすればいいか
・ジャングルジムで油断してはいけない理由
・小さい子の近くで走り回ったりしてはいけない理由
・運動靴が他の靴より安全な理由
・砂場で堅牢で大きな城を作る方法
・砂場で長いトンネルを作る方法
・砂場に網がひいてる理由
・蚊が多い場所
・蚊がよく刺す部位
・滑り棒の滑り方
・梯子の登り方・降り方
他にもボール遊びで上手にボールを投げるコツや、隠れんぼで最後まで残るコツ、鬼ごっこで捕まりにくい動き方、身体の動かし方だけでなく、遊びの知識や考え方などたくさんありますよね。
5~6歳にもなれば上記に書いたことは全部教えることができます。
2歳にもなれば教えられることはたくさんあります。
1歳でも「感謝」「貸す」「車」など教えることもできます。
大人が本気で子どもの日常にトライすれば、
子どもに教えることはたくさんあります。
大人と一緒に子どもと遊んだり教えるから成長する
鉄棒の前回りができるようになる、縄跳びで2重飛びができるようになる。
大人がコツを教えれば早くできるようになります。
頑張って教えた分、できたときには子も喜び、親も興奮します。
できない場合には、何故できないのか?どこが悪いのか?どこを改善できればできるのか?を考えられるのも大人ですし、
本気で取り組んだ大人にしか見えません。
教育して成長を感じれば疲れ具合がグンッと変わる
教育で子どもがなにかを覚えたり、なにかに挑戦して乗り越えたりすると親としては本気を出した分も増して感動し嬉しくなります。
達成感より疲れのほうが目立つのでやるからにはやるスタンスでいたほうが頭の体操にもなるし、子どもも心身ともに多方向から刺激され成長します。
親参加する子どもの行事や親子で参加する行事に、なあなあで参加するより「気持ちは違えど同じ時間を過ごすならやりきったほうが良い」
のほうがいろいろといい方向に進むと思いませんか?
下の動画を見てください。
「やるからには全力」スタンスが現場や参加者、子どもたちからにじみ出てたのでピックアップしてみました。
子どもの世界に大人が本気で介入すると子どもはすごい成長するのです。
Sometimes, motorsport is child's play. #GoodwoodRevival pic.twitter.com/PvbRj1qEVc
— Goodwood Road&Racing (@GoodwoodRRC) May 30, 2019
この大会に出て優勝するために、親子はどんな作戦を練り、どんな練習をしてきたのか考えただけでも、子どもにとって凄く貴重な体験だと想像できるし、親も大会で子どもが一人で全力を出す姿に感動して泣いてる親がいるだろうなとも想像できます。
「やらないなら やらない」にも信念が必要
反対に「やらないなら やらない」というスタンスは、
ネガティブ要素が出やすい人が多いですが、
そういったものばかりではありません。
次のようなケースでは「やらない」を突き通すことが重要です。
「お昼後にグミを食べたから夕飯後のグミは我慢する約束をした」
ので、子どもがどんなに泣き叫んでせがんでも折れてはいけません。
「ちょっと可哀想だな」
「あげてたら喜んで笑顔になるだろうな」は絶対ダメです。
それは目前にぶら下がる偽物の愛情であって、本当の愛情には程遠いです。
子どものために一切ならないからです。
パパもママも偽の愛情をあげるもダメです。絶対に。
偽の愛情でしか子どもに好かれない親など親として失格です。
その役割は親以外の人がやるべきだと思います。
半端な「やらない」はねじ曲がった甘やかしになるだけです。
甘えさせるときは好きなだけ甘えさせればいいですし、
厳しくするときは厳しくするべきです。
中途半端に混ざってしまうと、
子どもからすると「約束した→欲しくてワガママした→グミ食べれた」って事実だけが残ります。
自分の小さい頃を思い出したり、近所の子でワガママな子と親のやりとりを見ると、半端だなと気づくはずです。
やらない理由とやる理由は必要
「なぜやらないのか?」「なぜやるのか?」
理由や目的ははっきりしていたほうがいいです。
突き通す理由がないのに続けるのは誰のためにもならないからです。
まとめ
やるからにはやる。やらないと決めたならやらない。
メリハリをつけることで教育がプラスされ、躾の質が上がる。
「やる目的」「やらない目的」ははっきりさせる。