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おうち時間を楽しくすごそう!手作りおもちゃのススメ
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されるところが増え、
地域の子育てサークルの活動や集いの場の開催が延期されることも増えています。
子連れでの外出もためらわれるなか、
小さい子ども、とくにまだ保育園や子ども園、幼稚園などにも通っていない子どもを抱えたおうちでは、頭を悩ませているところも多いのではないでしょうか?
まだまだ動作も危なっかしく、
でもまわりのものに興味津々の小さな子どもと一日中部屋でふたりっきりとなると、親の負担は相当なもの。
家のなかだけではどうしても動きが制限されますし、
運動不足からなかなかお昼寝に入れなかったりと生活のリズムも乱れやすくなります。
リズムが乱れてくると、
こちらがごはんを食べてほしいときに食べてくれなかったり、
寝てほしいときに寝てくれなかったり、
子どもの機嫌もグズグズとしてしまいがちです。
また、子どももリフレッシュの機会がないので、
家のなかのあらゆるところに目をつけるのでしょう。
引き出しから洗濯物をひっぱりだしてみたり、
いろんなスイッチを押してみたり、
目につくものを手にとってはあちこちに放りだしてみたりと、
そういうときにかぎって?
いえ、むしろそういうときだからこそ?
してほしくないあそびをするものです。
そうなると親の方のストレスだって最高潮に。
「 どうして言うことをきいてくれないの 」
「 なんでそんないらんことするの 」
このような自粛中の子育てのしんどさをいろんなところで耳にします。
でも子どもたちがするいわゆる「 いらんこと 」には、
生き物として発達的に必要な意味のあることも多いのです。
ものや空間の広さや容積を感覚的に知るための動作だったり、
ものの仕組みを知るための動作だったりするのです。
家のなかをむちゃくちゃにされるのは大変ですし、
イライラしてついつい怒ってしまいがちですが、
そういったあそびは発達的には止めてしまうともったいない成長の段階のあらわれの行為でもあります。
というわけで、そんなときは怒らなくてすむように、
かわりにその動作が思う存分楽しめるごく簡単な手作りおもちゃを用意してみることをおすすめします。
たとえばティッシュをぜんぶひっぱりだしてあそんでしまうときには、
ウェットティッシュの空き箱などに端切れやオーガンジーをいれて思う存分ひっぱりだせるおもちゃを。
スイッチを押したりあけてほしくない鍵をあけたりしてあそんでしまうときには、
スイッチなどのパーツの部分だけ購入し、板に張りつけていつでも好きなだけさわれるおもちゃを。
家具のすきまなどにものを落とし入れてたりしてあそんでしまうときには、
100均のタッパーなどを用いてネームタグなどを落としこめるおもちゃを。
そのあそびの目的や発達的な意味などを知りながらおもちゃを作ってみると、子どもの「 いらんこと 」をしてしまう姿もまた違った見え方になると思います。
こういった手作りおもちゃを紹介しているサイトもたくさんありますので、
ぜひ参考にしてみてください。
ちなみにわたしのInstagramでも
簡単にできる手作りおもちゃとその発達のねらいを紹介しておりますので、
よろしければ覗いてみてくださいね。
https://instagram.com/mother._.tree?igshid=1okk5bxntkhy4
発達の段階での欲求によるあそびは、
子ども自身が満足したりその時期が過ぎるとピタッとしなくなってしまったりしますので、
わざわざ高い既製品のおもちゃを買うのはもったいなかったり負担になったりします。
なのでそういった一時的な欲求を満たすためのおもちゃは、手作りしてしまうことをおすすめします。
外に気軽にあそびに行けない自粛期間中にぴったりです。
ぜひおうち時間に、子どもといっしょに楽しんでみてください。