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腸内環境改善ガイド⑥〜腸内環境に良い脂肪はあるのか?〜

2021年9月13日更新

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腸内環境において高脂肪食は悪影響を与えるというのは有名な話ではありますが、何がどんな風に悪影響を与えるのかということを今回はまとめています

もちろん脂肪全てが悪いわけではなく高脂肪食が悪影響を与えるということと、腸内環境に悪い脂質が存在するという話をして行きます

ちなみに前回の記事はこちら

①腸内細菌も脂肪の消化に役立っている

これは無菌マウスを使った実験で明らかになっていて

野生のマウスと無菌マウスの実験によると
1、無菌マウスはエサをを食べる量が29%少ないのに体脂肪は42%も少ない
2、無菌マウスにバクテロイデスを与えたら、体脂肪が増えた
3、無菌マウスは脂肪やコレステロールをうまく吸収できず、体脂肪が貯蔵されなかった
4、ホルモンや細胞の材料になる脂肪やコレステロールが少ないと消化レベルが下がる(健康へは悪影響)

デブ菌やら痩せ菌やら言われますが、そもそも菌がいないと脂肪を正しく消化できない事がわかります

ヒトに行った実験では

・人間のBMIが増減する理由は4.5%が腸内細菌によるものである
・中性脂肪の数値が上下する理由は6%が腸内細菌によるものである
・HDLの数値が上下する理由は4%が腸内細菌によるものである
※残りの割合は食事、運動、遺伝、年齢、性別で左右される
※4~6%の数値は健康診断の数値に影響を与えるくらいの数値である

と言った結果が出ています

※マークにも書いてありますが、%数字は小さいですが、この程度の数字でも健康診断などの数値には影響してくるのため、やはり脂肪と腸内環境の関係は切っても切り離せない関係になっています

②腸内細菌は脂肪を変換している

腸内細菌は消化というより変換という作業をしているようです

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