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時間をかけて、丁寧に種をまく。発信しながらチームを支える「広報」という仕事
MOTAで自己実現を目指し、共に働く人たちの秘めたる思いを、10の質問でつまびらかにする「中の人の物語」。
今回は、2024年3月入社・ブランド戦略室に所属する近藤菜摘に聞く。
Introduction
「世界中に、もっとフェアトレードを。」
MOTAが持つ、この大きなミッションを実現するには、チーム外へメッセージを伝え続けること、チーム内のエンゲージメントを高めること。
そして、MOTAにフィットした仲間と出会うことが欠かせない。そのためにどんな声を伝えるのか。広報という役職が重要となってくる。
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MOTAで初めて、専任広報を務める近藤。「MOTAの良いサービスやメンバーの人柄をもっと広く発信していきたい。それが結果的に、メンバーのモチベーションにもつながると思うんです」と語る。
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近藤さんへの「10のQ&A」
1. 近藤さんは、今、どんな仕事をされていますか?
ブランド戦略室で、広報を担当しています。アウター(外部)向けには、まさにこのnoteメディア「Life at MOTA」を運用したり。
インナー(内部)向けには、四半期ごとのKICKOFF(全社総会)の企画・運営を行ったり、あるときには「Pizza MOTA」という社内交流イベントの企画もしていたりします。
中でも今、一番力を入れているのは「Life at MOTA」をはじめとした採用広報です。
MOTAとフィットする方々に、会社を知り仲間となってもらうために、数値目標をいかに設定するか、どんな戦略を立てるべきかを考えて、検証しています。
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2. これまでも広報の仕事をされていたのでしょうか?
いえ、新卒では腕時計のセレクトショップに入社し、接客と販売を担当しました。そこで、ディスプレイや伝えたいメッセージを変えることで売り上げに変化が生まれていく面白さを知りました。
後に宣伝やPR分野に進もうと転職し、アシスタントとしてPRの基礎を学びました。しかしその会社は小さかったこともあり、入社3カ月ほどで「会社をたたむぞ」と言われて(笑)。驚きましたが、改めてECのブランディング会社に広報職として入り直すことにしたんです。
5年ほど在籍し、またもや会社がなくなることになり、急いで転職活動をしていたときに、MOTAに拾ってもらいました。
3. 接客・販売、宣伝、PR。そして現在は、採用広報。業務が少しずつ変化していますね。
そうですね。今の仕事につながる転機は、前職だったと思います。
アウターへの広報を通して、メンバーから「身近な人の反応が変わった」「会社の名前を聞くようになった」と言われるようになり、働くモチベーションに繋がっていくのを感じられたことがありました。
その実感が、私自身の喜びにもつながることに気付いたんです。
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MOTAは今、組織をどんどん拡大しています。一方で、会社としては、希薄になりがちな社員同士のコミュニケーションや、一人ひとりのやりがいを十分に担保していきたいという思いを持っている。
MOTAで取り組んでいる広報活動は、まさに私自身のやりたいこととも結び付いています。
4. 広報の仕事は、範囲が幅広いイメージもあります。普段はどのように仕事を任されていますか?
MOTA自体、とても裁量の大きい会社だと思います。広報においても「これをお任せします」と大きなお題で任せていただき、自分自身で考えて動いていく。
それがやりがいにもつながっているので、上司である高木さんのお題の投げ方がうまいんだろうなと(笑)。
現在は100人以上のメンバーがいる組織ですが、ベンチャーの気概を持ち続けています。自分から提案もできますし、それが取り入れてもらいやすい。そういった懐の広さもありがたいです。
5. 具体的な、仕事の事例をいくつか教えてください。
はい。ぜひ、写真と共に紹介させてください!
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MOTAでは、半期に1度「KICKOFF」と呼ぶ社員総会を行っています。MVP受賞者の紹介をしたり、半期ごとの振り返りと目標を、社員全員で共有したりしています。
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KICKOFFでは、「サンクスカード」の贈り合いも行います。サンクスカードは日頃の業務に追われて、伝えそこねた感謝を贈るメッセージカード。メンバーに有効に使ってもらえるよう、運用を担当しています。
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ピザを囲みながらざっくばらんにコミュニケーションを図る「Pizza MOTA」。「Shared Vision」という、社員全員が参加するワークショップでアイデアが出されて、カタチになりました。私は企画・運営を担当しています。
6. 近藤さんが、特に面白いなと思う仕事は何ですか?
「Life at MOTA」で連載している「中の人のハナシ」は、特に楽しい仕事だなと思います。
メンバー個人の考えや、仕事に対する姿勢を聞くと、「こんな一面があるんだ」「このプロジェクトは、そうして進んでいたんだな」と気付きがあります。
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インタビューでは、毎回メンバーに「MOTAの良いところは?」と聞いているんですが、どの人に聞いても「人が良い」と言ってくれます。
私が入社する以前は、メンバーのことを相互に知る機会は、多くはありませんでした。みんなの思う「良さ」をアウターに発信できるようになったことも嬉しいです。
7. 近藤さんの思う「MOTAの良いところ」も、ぜひ教えてください。
壁がないところかなと思います。
広報の仕事って、日頃の業務を圧迫する存在と捉えられることもあるのですが、MOTAにはそう感じているメンバーがいないなと。
みんながインタビューに慣れているわけではないんですが、けっこう気さくに話してくれるので、早く出せばよかった!と思うくらいです(笑)。
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8. これまでの仕事で、達成感を感じた場面はありますか?
実は「これが嬉しかった!」と、分かりやすく紹介できる成果はまだなく。これから頑張りたいと思っています。
広報という仕事は、ひとりで完結できるものがほとんどありません。他人に頼らないとなしえない部分が大半です。なので「この結果が嬉しい」っていうのも、自分だけの成果ではないんです。
例えば、入社してすぐ携わったコーポレートサイトのリニューアルでは、私は進行管理や写真の手配を担いました。先日「以前の面接より、MOTAへの理解度が深まっていると感じる」とフィードバックをいただいて。
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もちろん嬉しいんですが、やはり上司の高木さんをはじめ、協力してくださったみなさんがあってこその成果です。
広報の効果は、ゆっくり時間をかけて出てくるものだと思うので、今はその種をまいている時期だと言えるのかもしれません。
9. 広報担当として、これからやっていきたいことは何ですか?
そうですね。ステークホルダーの人たちと対話できる機会を作ってみたいです。
今はまだMOTA自身の発信が足りていないので、そこから作っている感覚があります。ある程度積み重なってきたら、協業する外部の人たちの仕事や、サービスを使ってくれているカスタマーの声も発信していきたいと思います。
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MOTAは「社会の不便や不平等を解消するため」に事業を展開しています。その結果、口コミでも評価いただいているのですが、実際に自分たちがクライアントやカスタマーと話して、「本当に解消されているのだろうか?」と問い直す機会はあまり多くありません。
ステークホルダーのみなさんとの対話は、そのきっかけになると思います。広報活動を通じて、社内外をつなぐ役割も担っていけたら嬉しいです。
10. 最後に、近藤さんが考える「MOTAにフィットする人」を教えてください。
「柔軟に、変化を楽しめる人」でしょうか。先ほども言った通り、MOTAの仕事は裁量がとても大きいです。さらに会社の体制もこれからどんどん変化していく可能性があります。
その変化を自分なりに楽しめる人が、きっとMOTAには合うんじゃないかと思います。ぜひ、仲間になってもらえたら嬉しいです!
取材後記
実は「2024年 準MVP」を受賞しているという近藤。「でもやっぱり成果はこれからなので、自分にはあんまり実感がないんですよね」と、恥ずかしそうに語る姿からは、仕事への誠実さが伺えた。
近藤が地道にまく種は、ゆっくりと時間をかけて、誰もがやりがいを持って働き、人が輝く文化を創ってゆくにちがいない。
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近藤菜摘(こんどう なつみ)|ブランド戦略室 広報
大学卒業後、腕時計のセレクトショップに入社し、接客販売を経験。その後PR会社に転職し、アシスタントAEとしてPRの基礎を学ぶ。2019年よりECブランディング会社で広報職を務め、ブランドの発信力強化に貢献。2024年3月より現職にてブランド戦略室の広報を担当し、企業価値向上に取り組んでいる。
(25年1月14日取材/2月9日初出)
最後に:
一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。読んで下さったみなさんの中にMOTAで新たなチャレンジをしたいと思ってくださる方がいらっしゃると嬉しいです。
カジュアル面談・ご相談はいつでもウェルカムです!リクエストいただければ、今日登場したメンバーと気軽にカジュアル面談することも可能です。
MOTAの採用情報は、こちらから
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