レバーは鉄の味
少しくらくらしたり、貧血のような症状を感じるとレバー肉を食べる習慣があります。鉄分を摂るために食べなくちゃ、というより身体がああ食べたいなと感じるから食べさせてあげる。
レバーとか、イカのわたや、春の山菜など、少し苦味のある食材が好きです。少し残酷ながらも生き物を食べている感じがするのと、お酒やビールにも合うから。大人ですね。
子どもたちはあまり好きじゃないしいらないっていうから、「えー?美味しいよ、栄養だよ?」と文句をいいながらひとりでレバーともやしをニンニクで炒め食べていたりします。レバーとかハツとか内臓のお肉って、栄養価高くてカロリーもわりと低めなのにお値打ちだよね、うれしい。
近所にお肉専門のお店があって、毎週新鮮なレバーが入荷される日がありよく行くのですが、そこのおばあちゃんが初対面からいきなり親しい感じで柔らかくて、しかしその後何回行ってもおそらくわたしのことを覚えてないだろうなという距離感の変わらなさでとてもよいです。あ〜!〇〇さん!って感じじゃなくて、いつも優しく話しかけてくれるのにそれ以上踏み込んで来なくてボンヤリしているのです。
お店の前の手書きの動物の絵もユルくてかわいいからみんなに見せてあげたい、場所が特定されちゃうから見せられないんだけども。