『君の瞳に恋してない』-飛び道具的な多幸感楽曲-[感想/レビュー]
私の感想を書くにあたっての"姿勢"については、こちらの記事を御覧ください
『音楽の感想文を書くという変な趣味について』
どうも、Mosukyです。
大好きなUNISON SQUARE GARDEN の20周年をお祝いすべく、毎日楽曲の感想文を一人で書く企画。本日は7thアルバムより『君の瞳に恋してない』について書いていこうと思います!
こんな幸せ感じる曲作るんだって驚いた
私が初めて本楽曲を聴いて驚いたのは、「こんな多幸感あふれる曲作るんだ!」というものでした。本楽曲より前にも多幸感を感じれる曲もありはしますが、基本的には「現実って辛いけど、小さな幸せってあるよね」的な高低差作って幸せって感じさせるイメージの曲が多かったように思います。しかも、メロディーはロック調で補助的に少しだけピアノやホーンが入るようなイメージでしたが、本楽曲は金管楽器がガンガンに入って鳴いています。
オマージュ曲であると思われる「Can't Take My Eyes Off You(日本語訳:君の瞳に恋してる/君の瞳から目が離せない)」に似た雰囲気の多幸感を出すために、色々な工夫がされているのかな〜と思ったりもした。が、歌詞を比較してみるとCan't Take My Eyes Off Youの方はまさにラブロマンス満点の感じの楽曲になっているので、気の所為だと感じました。
一部歌詞を抜粋してみると
エグい。真逆とまでは言わないけど、流石にここまで激しい恋愛模様は描かれていないw
初めて、君の瞳に恋"してる"の歌詞を見たが、我らがユニゾンの楽曲『君の瞳に恋して"ない"』
うん「君の瞳には"まだ"恋してない?」なくらいの感じだろうか?。全然序盤も序盤の恋愛模様。それでもいつもに比べて、ネガティブというかマイナスな言葉がそこまで見つからないのがやはりこの楽曲を少し特殊に感じる所以のように感じます。
作曲した田淵自身も以下のように語っています。
これらの内容からも、本楽曲はまさにユニゾンの飛び道具として収録されたようにも感じるわけです。なので、結構フェスなどでも抜擢されるタイミングが多い楽曲のようにも感じます。
最後にMusic Videoの話をして終わろうと思います。
本楽曲のMVはかなり面白い作りになっており、一本取り風の画角でストーリーが展開されています。3人が撮影セット内を移動していく構成になっていて、ユニゾンのMVにしてはかなり意欲的なMVだと感じた。
曲のもつ明るさを表現するにはかなりいい演出だな〜と感じる。
これについては我らが貴雄氏がインタビューで以下のように語っている。
やはり、バンドとしてのカラーを気にしつつでもポップで明るい本楽曲とどのように向き合うべきなのかを貴雄も考えつつ今回のMVや楽曲に挑んでいたことが見て取れる楽曲でした。
全体的にユニゾンの中でも異質な本楽曲の感想記事でした。
セトリ予想的には7/25が大本命になりますかね。
では、
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