『101回目のプロローグ』-何気ない記念日じゃなくなる日-[感想/レビュー/考察]
私の感想を書くにあたっての"姿勢"については、こちらの記事を御覧ください
『音楽の感想文を書くという変な趣味について』
どうも、Mosukyです。
大好きなUNISON SQUARE GARDEN の20周年をお祝いすべく、毎日楽曲の感想文を一人で書く企画。本日は8thアルバムより『101回目のプロローグ』について書いていこうと思います!
Patrick Vegeeに込められた
ブログで田淵が2020年9月のPatrick Vegee発売時に以下のように語っている。
本来であれば2020年の7月に発売する予定だったとされる本アルバムも、世界的な感染症の影響を受けて、発売が2ヶ月後の9月に延期になった。
ファンの間では有名な話だが、本楽曲『101回目のプロローグ』に込められた、歌詞の中で最も印象的なものの中に「本当の気持ちを話すのは4年ぐらいは後にするよ」という一節がある。
言わずもがな、発売から4年となると当初想定していた2024年7月を指す。いや、2024年7月24日 UNISON SQUARE GARDENの20回目の誕生日を指すことになるだろう。
大々的に2024年の1/1に打ち出された20周年のアニバーサリーイヤーの題名が「20年目のプロローグ」
田淵が4年前に用意した弾がまさに、意味を示し始めてきた。
「ちゃんと幸せになる準備もしてる」
20年目の節目に幸せになるために
これはファン"も"幸せになる、という意味合いで本人達が言っているのかはわからない。
でも1つ言えるのは、ユニゾンのメンバー3人が、"絶対に幸せになってもらう"必要があるということ。
約10年前 "何気ない記念日"を何気ない歌でお祝いした7月24日
5年前もあい変わらず"何気ない記念日"だったけど、「今日くらいは祝ってくれないか」と歌っていた7月24日
そんな、7月24日だったけど今年は違う
20年目にかける思いに震えた。
これだけの覚悟を持って彼らが記念日の7月24日、武道館に立つ
プログラムContinuedで語られる「何気ない記念日」が間違いなく何気ない記念日でなくなるそのタイミングを
「秘密基地で会う約束をしよう」(プログラムContinued)
約束された場所で会おうとしている。
「約束は小さくてもいいから」(101回目のプロローグ)
ちっぽけな約束かもしれないけど
武道館のキャパに全ファンが入れるわけではないが、それに対する準備もしてくれている。
「君だけでいい 君だけでいいや こんな日を分かち合えるのは」
101回目のプロローグのサビに当たる部分
「君」を指すのが僕たちファンと考えていいのであれば、ブログで語る「人数の多い少ないは関係ない」と当てはまる。
「ファンの人数の多い少ないは関係ない。本当にUNISON SQUARE GARDENを好きでいてくれている君とこの日を分かち合いたいのだ」
4年前から、いや、もっと前から変わらない彼らのスタンスを貫き、貫き通して7月24日を迎える。
彼らが幸せになってもらうために、僕らファンはこの7月24日だけは絶対に目を逸らさず見届けないといけないと思ってこの文を書いてます。
今年は彼ら3人の幸せが、私たちファンの幸せでもあるのだから。
おまけ-右耳だけ-
101回目のプロローグを聴いている時にふと、右耳だけイヤホンをつけて聴いていたタイミングがありました。その時に、冒頭の「ごめん 全然聴いてなかった〜時々ね思い出すよ」の歌詞がメロディなしの独唱の形で収録されていることに気づいて、めちゃくちゃ驚きました。
「だから、なんだ?」と言われればそれまでなのですが、これもまた4年前に建てた伏線なのだとしたら?
本当に楽しみです。
言わずもがな、やるなら7/24でしょう!
個人的にはやるとしたら、終わり際かな〜って思ってますが、1曲目の可能性もありますよね〜
では、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?