ディーサンシェン
中華料理って、身近なようでいて知っているメニューはごく限られている。
青椒肉絲、回鍋肉、麻婆豆腐など、すでに日本の家庭料理になったと言えそうなものって、どれくらいあるのかな。
まるまるとした餃子が人気の中華料理屋さんのランチ、今日の黒板の一番上に書かれていたのがこの料理。ディーサンシェン(地三鮮)は、中国東北の家庭料理だったそう。とろとろにとろけるナスと、ほっくりするジャガイモ、シャキシャキのピーマン。この時は豚バラも入ってご機嫌なおいしさだった。
途中、酢と辣油を回しかけてちょっと味変。最後はご飯にかけて丼に。「あれ?これって孤独のグルメみたいじゃない?」って気づいてひとりニヤニヤしたり。おいしかったなー。
カタカナで書かれたメニューからはピンと来なかったけど、「地三鮮」ならちょっとわかる。三つの野菜を使ってる、ってことなのかな。
そして、その「地三鮮」に並々ならぬ情熱を注いでいる人たちがいるのだな、とも。そういう人たちのお話は、読んでも聞いてもほんと楽しくなってしまう。
今日もごちそうさまでした。
明日は何を食べようかな。