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HSS型HSP 傷つけられやすい
HSS型HSPの私の性質の中に、人を楽しませることが大好き、人を笑わせるのが大好き、そのためなら自虐もいとわないなんて自己犠牲的なところがある。
しかし。。。
これ、人に軽視される大きな原因になるのだ。
よく言われるのが、みんなが嫌がるような、損をするような目立ち方をするようなシチュエーションに、「〇〇さんならできそう」と根拠もなく言われたり。
異性の前で、絶対に好意をもたれないであろうことをするように強要されたり。
一生懸命にやっているのに、ふざけていると言われたり、真面目にやって間違ったことまで軽薄なキャラ認定され、面白おかしく、しつこくイジられたりする。
イジる必要性ってあるんでしょうか?私を傷つけたいのか?傷つけて謝らせたいのか?そうすれば満足なのか?
そんなシチュエーションを人に話すと、決まって返ってくるのが。。。
もっと、表情で腹が立っている様子を見せるとかそれは言い過ぎじゃない?って言い返すとか。嫌味を言い返すとか。総じてワタシの態度がそうさせていると言わんばかり。悔しかったら、態度や言葉で言い返しなさいって。
でも、必ずそれを聞いて抱く想いは
そんなことしたら、相手が気まずくなるんじゃないか?バカにしているヤツから言い返されたら、その人のプライドが傷つけられてこんなヤツに言い返されたくないって逆上されたら。同僚としてワタシの鈍臭いところをフォローしてもらえなくなるんじゃないか→自分には価値がないんだから攻撃されても仕方ないのか→仕事上での自分の価値ってなんだよ→仕事でいつまでも自信がないからそんな気持ちになるのか?仕事頑張ってるのにな→仕事が合ってないんだよな→こんな自分じゃ合う仕事なんてないよな‥‥‥‥
こんな負のスパイラル。おもしろいことに、社会人になって20年あまりずっとこの思考回路は変わっていない、成長していないとも言えるのかも。
HSP気質もあるワタシは、人の気持ちには敏感で。いや、もしかしたら自分の気持ちに敏感すぎて、もし自分だったらって考えると、とことん相手の気持ちを推し量り過ぎてしまうのかもしれない。落ち込んでいる人がいれば率先して雰囲気が明るくなるようにいろんな気を遣い、労力を費やし、神経をすり減らしてるのに。自尊心まで自分で傷つけながら。
傷つくなら、大人しく、目立たず、黙っていればいいのに、そこはHSSの気質が登場して相手が喜ぶだろうと想像してどんどん自分の持てる技術を繰り出して身を削ってしまう。
そして疲れる。一人の時間が必要で、頭の中であーだこーだと考えて、考えあぐね。
そのうえ、それをただの道化と捉えられてしまった人から、攻撃され傷つけられ自尊心が傷つき、自己否定が始まるのだ。この繰り返し。小さな頃から。
いじられていて、本当は傷ついている自分が、笑っているのだ。笑顔の自分。自分でもわからないけど、そういう時自然と笑顔が出てきてしまう性。そんな人間もいるということを知って欲しい、よくばりかな?笑
でも、どこかで自分には価値があるって思ってる。仕事では発揮できないけど。人と違うという価値。
誰にも評価されなくても、わかってもらえなくても、自分らしさという価値はある。そう信じている。信じないとやってられない 笑
こんなエピソードを思い出した。20年以上前の苦いエピソード。
友達みんなで遊んでいるとき、笑わせたりすることで盛り上がっていたが、その中の一人がウルサイ!って怒り出し、謝れと言われる。しかも、その中で一番仲がいいと思っていた友達から。あんたは、そういうふざけすぎるという悪いところがあると。
不機嫌さはその後も続き、悪いと思ったら謝れとしつこくなじられ、謝ったが、そんな自分に堪えられず涙が出てきて、今もその時のことを思い出すとため息が出てしまう苦い思い出となった。その後、怖くなって付き合わなくなったが、後に、友達とは喧嘩してからもっと仲良くなるものだという考えであると聞いた。親友になりたいと思っていたというのだ。
友達の気持ちを軽んじておいて、その体験が友達の絆を強くするなんて、そんな思考は自分には無かった。それは今もだが。