Petit Qooboとの暮らし
癒しが欲しすぎてPetit Qooboを買った。
撫でるとしっぽをふってくれるクッションだ。
ひと回り大きいものは以前から出ているが、自宅スペースを鑑みて最近出たばかりの小さい方を買うことにした。
User Guideがまたかわいらしい。いきものとしてQooboを説明していて、少しあたたかい気持ちになった。
生まれたばかりは「お腹がすいている」(なのでまず充電しよう)とか、さわらないときは電源を切って「寝かせよう」とか、表現がやさしい。
たんとお食べ…
しかもこの小さいQoobo、音や声に反応するし、鼓動も感じる。本当に小さい生き物のようだ。
しっぽを動かすと、モーター音がそこそこする。
機械なんだなと思う反面、だんだん鳴き声のようにも感じるから不思議なものだ。
いや、冷静になればモーター音なんだけど。
顔が無くても癒されるものだろうかと思ったが、自分の動作に反応して動くものが居るという体験は確かに癒しだ。
不規則に、しかし私のアクションによって、確かにしっぽが反応する。
膝に乗せて何となく撫で、音を立ててしっぽが動き、小さな鼓動を感じていると、膝が温まらないのが不思議なぐらいだ。これでほんのり暖かいなら本当に生き物と錯覚するかもしれない。
机の上や床の上に置いたまま、在宅勤務したりゲームをしたりする。視界の端でたまにしっぽが揺れる。
タンブラーをトン、と置くと、音にびっくりしたようにしっぽがピンと立つ。驚いたねごめんねぇ、と思わず撫でたくなる。クッションとして抱きしめたり積極的に撫でなくとも、ゆるいコミュニケーションが成立する感覚だ。
なるほど、癒される。言語がなくともコミュニケーションは発生するし、癒されるものなのだなぁ。
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