3冊目:あたりまえだけどなかなかできない 読書習慣のルール
Kindle Unlimitedで読めたので、さくっと呼んでみました。
この本では、読書習慣のルールが100個紹介されています。1つ1つのルールについては軽い説明しかありませんので、読書法についてのほかの本をいくつか読んだことがある人にとっては、得られるものが少ないかもしれません。
読書習慣のルール01 アウトプットを前提に読む
アウトプットを前提に読書すれば、著者の書いた中身を自分の言葉でしっかりと要約していく力がつきます。ここで挙げた例はすべて、アウトプット前提の読書で養えるものなのです。
やっぱりアウトプットを意識するのが大切なんですね。あるテーマをもとに原稿を書くときには、数十冊の関連書の読書をしたという体験談が書かれていました。
読書習慣のルール32 小説から描写力を学べ
ベストセラーだけとか、ビジネス書だけというのでは読書による成長はできにくいのですよ。読書は「人を育てる」効果があると私は信じています。
小説から学べるのは描写力であり、人生です。
最近ぜんぜん小説を読んでいませんでした。文章の美しさや表現の豊かさという観点では小説を読んでみるのも大切そうです。書写してみるのも良さそうです。ただ、小説の読書メモとか書くの大変そうだし、楽しくなさそう。
読書習慣のルール85 2度目の確認読みは読書の"棚卸し"
もう1つ考えたいのが、書評に特に取り上げられなかったとしても、時々あなたの読書の”棚卸”のようなつもりで、2度目の確認読みもしておくことです。
・どこを大切と思ったのか
・どこで感動したのか
・それはなぜか
という3つのポイントは外さないようにして、時間をあまりかけなくてもいいので、確認しながら、サラリと読んでいって下さい。
本はただ1回読んでオシマイというこんな読み方が1番良くないのです。読まないよりはマシ、くらいの価値しかないといえましょう。
ただ単に1回読むだけだと「読まないよりマシ」というのはなかなか響く言葉でした。やっぱり複数回読んで自分の記憶に定着させることが大切なんですね。
まとめ
読書についての100個のルールが紹介されている本でした。いろんな観点で読書について述べられていて、刺さる内容と刺さらない内容がありましたが、人によって刺さる部分は異なると思いますので、浅く広い考えをさくっと知るというのに向いている本だと思います。