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一人社長 痔瘻になる ~痔瘻との出会い~


はじめに

痔瘻の手術や術後の不安で痔瘻体験のブログをたくさん読ませていただきました。
Noteのネタにするのかどうか迷いましたが、私も痔瘻で悩んでいる人のために、そして記録としてNoteにアップすることにしました。とても痛い思いをしてきましたが、嫌な思い出って意外にすぐに忘れてしまうんですよね・・・
肛門の話しですし、苦手な方はスルーして頂ければと思います。。。

肛門周囲膿瘍で激痛を味わう

痔瘻の根治手術をする4年前に肛門周囲膿瘍になりました。肛門周囲膿瘍とは肛門の周りに膿がたまる病気です。
私の場合は直腸から細菌が入り、お尻がパンパンに腫れました。

ちょうどゴールデンウィークがはじまったころからお尻に違和感を感じはじめました。今まで普通の痔にもなったことがなく、痔なのかな?と思っていたのですが、どんどん痛みが強くなり、ゴールデンウィークの終わりごろには立っていられないくらいの痛みになっていました。
ここまでくると座薬や痛み止めも効かず、寝ることもできません。
貴重な長期休暇なのに、休暇よ早く終わってくれ!早く病院に行きたい!と思いました 笑

ようやく長期休暇が終わり、家から車で10分ほどの肛門を専門とするクリニックへ。私の住んでいる地域では評判のクリニックです。
生れてはじめて肛門を人に見せますが、恥ずかしいと感じる余裕もありませんでした。
肛門を見た瞬間に肛門周囲膿瘍と診断され、激痛なのに肛門に指を入れられて、さらに激痛・・・そして泣き叫びながらギブアップ 笑
先生にもかなり同情され、緊急で午後から切開手術をしていただくことになりました。切開手術とはお尻の肉を切開して膿を出す手術になります。
局所麻酔で簡易的に切開することが多いみたいですが、痛みが激しいので睡眠麻酔で日帰り手術をすることになりました。

切開手術(日帰り)

生れてはじめての手術でしたが緊張する余裕もなく、病院のベッドをお借りして、痛みに耐えていました。
手術前に浣腸をしたのですが、記憶に残っていないので、痛くはなかったのだと思います・・・
手術室に運ばれてからは睡眠麻酔という眠くなる麻酔を点滴で入れられました。麻酔を入れられてすぐに痛みから解放され、しかも眠くて、なんて気持ちが良いのだと思いました 笑
音は遠くで聞こえているけど、感覚は無いという不思議な感じでした・・・
手術はすぐに終わり、3時間後には帰宅したと思います。
切開しただけではなく膿を出すための通り道としてドレナージ(チューブ)がお尻から生えた状態になりました。
翌日は麻酔の副作用の発熱で会社を休みましたが、翌々日は普通に出社しました。おしりがチクチク痛むくらいで、耐えれる痛みになりました。
しばらくはガーゼに血と膿がついていたと思いますが、2週間くらいで完治したと思います。

切開手術2回目(日帰り)

前回の手術が終わりしばらく様子を見ましょうということになっていたのですが、6か月後に肛門周囲膿瘍が再発しました。
今回は目に見えるところが腫れていたので、診察室で部分麻酔での切開をしました。
本当に麻酔効いているの?と思うくらい痛くて、涙がでました・・・
ほんとトラウマになります。。。
再発したら根治手術をしましょうということになりました。
少ししてからコロナが流行りだし、外食する機会も減り、海外出張もなく、健康的な生活になったからかその後、しばらくは再発することはありませんでした。。。

4年後にまさかの再発

肛門周囲膿瘍の痛さを忘れかけた4年後のゴールデンウイーク。またもやゴールデンウイーク!!
ゴールデンウイークがはじまったころから肛門の横が腫れてきて痛くなってきました・・・
またゴールデンウイークが終わるまでこの痛みと戦うのか!と思っていたのですが、朝起きると痛みが治まっています・・・
あれっ、、、と思ってトイレにいくと、パンツに大量の膿が。。。
えっ、、、膿が爆発した?ついにトンネルが開通した?痔瘻?
I am the JIRO?
痛みが治まったのはよいが、これはあかんやつや~~~

ゴールデンウイーク明けに複雑な気持ちで久々に肛門専門のクリニックにいくと、、、予想通り、You are the JIRO!という診断でした。

クリニックで日帰り手術するのか、大きな病院に入院して手術するのかの2択でしたが、明らかに入院を勧めている感じだったので、大きい病院の紹介状を書いてもらうことになりました。

その時は聞いたこともない病院だったのですが、後でググるとどうやら痔瘻の名医を指名して紹介状を書いてくれたようでした。
とても人気がある先生で初診は一ヵ月後になりました。

長くなりそうなので、
次回へ続く・・・






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