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一人社長 痔瘻になる ~入院、手術~


病室へ

当日は朝9時に病院で受付をして病室へ。
個室にするのか迷いましたが、病気の治療にお金をかけるのが悔しくて、相部屋に・・・
部屋は予想以上にキレイで収納やコンセントもあり、ビジネスホテルと変わらないくらい設備は揃っている感じです。6人部屋ですが私を含めて2人しかいませんでした。
荷物を整理した後は看護師さんから過ごし方や手術準備について説明がありました。口頭での説明+わかりやすい資料も配布されるのでとても安心感があります。

病室での過ごし方

手術前は体調もよいですし、談話室で本を読んだり、売店に行ったり、うろちょろしていました。
はじめての入院でこのときは手術の緊張を感じることなく、わくわくしていました・・・

相方が・・・

ただ一つ、同室の相方が・・・残念な感じの方で。
昼間に寝て、夜に起きているので、夜うるさいし、食事のぺちゃぺちゃ音、独り言・・・そして部屋にあるトイレの使い方が汚い。。。
お金をかけてでも個室にした方がよかったかも。
普段、仕事しているなかでは出会わない感じの方でした。

手術当日

手術当日はもちろん朝ごはん抜き、水分補給も7時まで。
そして朝から看護師さんが何度もきて手術着を着たり、点滴を入れたりとバタバタしていました。ちなみに下剤は飲んでいません。
色々、やることがあるし特に緊張もしませんでした。

いざ手術!

手術室には歩いて向かいました。
手術室の手前の部屋にはすでにたくさんのスタッフが・・・・
私の手術のために本当にありがたいことです。
手術室は想像以上に大きく、とても近未来的でSF映画の宇宙船のようでした。カッコよくてちょっと感動 笑
これを子供のときに見ていたら医者を目指していたかも。手術台の横では執刀医のベテラン医師と2人のお弟子さん的な医師が雑談して待っていました。
すぐに手術台に上がり、背中を丸くして下半身麻酔の注射です。痛いだろうなと思っていましたが、チクっとしたくらいで全く痛くなく、拍子抜けでした。
麻酔後すぐに仰向けになって、足を開く態勢に・・・・
「それでは手術をはじめます。宜しくお願いします。」という医者の声が。
えっ、、まだ麻酔効いていませんけど、、、お尻を触れている感覚があるんですけど・・・
30秒くらいしか経過していないのに、「う~ん。これは難しいですね。。。」
えっ??えっ?難しいですと?
と思っていると下半身が痺れて感覚がなくなりました。

医者が会話しながら手術を進めています。
電子メスで切っているのか、ウィーーンという大きな音とともに肉が焦げる匂いが。。。

下半身に感覚が無いことが気持ち悪くて、途中でパニックになりそうになったので、家族の顔を思い出したりしていると大好きなバンドの曲が流れだしました。
これは奇跡だとテンションが少しテンションが上がり、音楽を聴いて心を落ち着かせていました。
どの先生の選曲なのかとても気になります・・・

想定以上に電子メスで切っているなと思いましたが、15分ほどで手術が終わりました。

医者と看護師に持ち上げてもらい、ベッドに移動しました。
するとすぐに執刀医からの説明がありました。
痔瘻が治りかけたところがシコリになり、そのシコリを避けて変な方向に瘻管が伸びていたとか・・・その他、丁寧に説明してくれましたが術後すぐなのでほとんど記憶にありません 汗
入院は3泊の予定でしたが、4泊に変更しましょうとのこと。少し落ち込みました・・・でも従うしかありません。

歩けないのでベッドに寝転んだままで病室へ。
ベッドから眺める動く天井・・・はじめての感覚で楽しかったです 笑

術後

病室に戻ってきたのが10時。
寒くて寒くてガクガク震え始めました。おそらく麻酔の影響だと思いますが、プールから上がった後のように寒かったです。

16時までベッドから動けないし、寝返りする時は頭もゆっくりと動かすようにとのこと。

13時くらいから徐々に下半身の痺れが取れてきました。
何度か看護師さんが傷口チェックしてくれましたが強い痛みは今の所ありません。

15時には痺れが取れたので、歩けることになりました。すぐに尿も出たので一安心。
立ったりするときにお尻に力を入れると痛いですが、ベッドに横になっていたら痛みを感じませんでした。
この日の夜は睡眠薬をもらいグッスリ眠れました。

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