島根移住レポ|8月
なんかこの前7月のレポを書いた気がするのに、もう8月が終わっちゃいました。はやい〜〜
みんなで育てるユタラボ
8月に入って、ユタラボチーム内でのギクシャク感が顕著になってきました。4月から立ち上がったばかりの組織の中で、お互いにちゃんと言いたいことが言い合えるような関係性になれていなかったこと、仲間なのに、敵のように感じてしまうような発信や受け取りをお互いにしてしまっていたこと、全員が楽しく安心して働ける職場を作れていなかったこと…。
まとめると、それぞれがお互いにリスペクトをもったコミュニケーションが取れていなかったために生まれてしまっていた変なおも〜い淀んだ空気が、8月頭くらいからユタラボ内を覆っていました。
私自身、その空気がしんどくて、オフィスから逃げ出したことも何回かありました。
でも、いつまでもそんな空気のままで働くのも嫌だなと、いろんな人に相談をさせてもらって、ちゃんとユタラボみんなで話す機会を作りませんかと代表に提案し、そんな場をつくることができました。
小さい頃から争いごとを避けて生きてきた私は、どうやらマイナスな本音を相手に伝える伝え方がわからんらしいです。それがきっかけで関係性が悪くなるくらいなら、私が言わずに我慢すればいい。そう思って、これまで自分の中でいろんなモヤモヤを消化しながら生きてきたんだなあと。でも、今回はその方法で乗り越えることに限界があったのと、私自身がそうしたくないなと思ったのでした。
とはいえそういう場を作るのもすごく怖くて。
『すっごい不穏な空気になったらどうしよう…。』
『この場をきっかけに、ユタラボがばらばらになってしまったらどうしよう…。』
そんな不安がいっぱいで、そうならないようにグランドルールを考えたり、話の出し方を考えたりしました。
だけど、結果そういう不穏な雰囲気にならず、話し合いを経て、ユタラボの空気がだんだんいい方向に変わっていけたのは、私だけじゃなくて、メンバーそれぞれが、このしんどさをどうにかしたいと思ってくれていたからこそだなあと思います。新しい組織だからこそ、空気感や文化さえもまだまだ確立されていなくて、それを作っていけるおもしろさとしんどさを実感しつつ、自分がすごく試される場所だなあとも思います。どうにかするのもしないのも、自分たち次第。ユタラボという生き物を、みんなで育てていっているような気持ちです。
2020年3月までの私と、2020年4月からの私
島根にきてから、ずっと感じている変な感覚があります。
それは、本で例えると2020年4月から新しい巻が始まって、2020年3月までの私の人生を綴った巻は、一旦押入れの奥に仕舞われてしまったような、そんな感覚。
全部新しい環境で、でも関わらせていただくものや人にはこれまでの背景や思いがあって、それを吸収して壊さないようにするのに必死で、私自身がこれまで経験してきたこととかは一旦全部置いておいて、まっさらなところからスタートしていたように感じます。
でも、なんか最近、押入れの奥にしまっていた2020年3月までの私の人生を綴った巻を、ちょっと開いて思い出してみようかなと思うんです。
過去の点を、今の自分と結んでみる作業を、改めて丁寧にやってみたい。
そうすることで、自分の軸を見つけるヒントを掴める気がするのです。
夏の思い出
小学生と夏休みの寺子屋でビーズでボールをつくった。
ちびっことブルーベリーを1kgも摘んだ。
上司と草刈り朝活からの七輪でBBQ&たこ焼きパーティーをした。
同僚と日本海に沈む夕日を見ながら美味しい料理をいただいた。
浴衣を着て太皷谷稲成神社を上から下まで繋いだ流しそうめんを楽しんだ。
ひとりでぼーっと温泉に浸かりながらいろんなことを考えた。
みんなで食卓を囲んでいただきますをした。
実家には帰れなかったし、家族や友達を
益田に呼ぶこともできなかったけど、ここだからこそ体験できるいろんな楽しみ方を、いろんな年代のひとと一緒に味わった夏。
来年は、どんな夏を過ごすんだろう。