やまさきもえか

一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(ユタラボ)職員 |2020年より島根県益田市へ移住し、コーディネーターとして市内4高校をまわりながら、学校と地域をつなげたり、探究的な学びの伴走をしたりしている。 お腹空いた時と、お腹いっぱいの時に 一回だけしゃっくりがでる24歳。

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一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(ユタラボ)職員 |2020年より島根県益田市へ移住し、コーディネーターとして市内4高校をまわりながら、学校と地域をつなげたり、探究的な学びの伴走をしたりしている。 お腹空いた時と、お腹いっぱいの時に 一回だけしゃっくりがでる24歳。

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    2020年4月から島根県に移住した、わたしの暮らしと仕事の記録。

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「ジェネレーター」に惹かれて社会教育に足を踏み入れたら、3年後に繋がった話

ジェネレーターという在り方を知っていますか? この在り方を「最近こんな本を読んだんだけどさ〜」と知人に教えてもらったのが学生の頃。 学校の先生になろうかどうしようか悩んでいたタイミング。 フィンランド留学中に、現地の先生に言われた、「教員の仕事は、子どもたちの好奇心の芽を摘まないことだと思う」という言葉がずっと心の中に残っていて、『まさにそんな在り方を体現しているのが、「ジェネレーター」なのでは!?』と、すごく衝撃を受けながら読んだことを覚えています。 『ジェネレーター的

    • 2021年度のふりかえりと2022年度に向けて。

       2021年度が終わりましたね。気がついたら、振り返りを文章にして残すことが最近あまりできてなくて、このnoteもとっても久しぶりに開きました。 それでもやっぱり、1年間駆け抜けた21年度をちゃんと振り返って残しておきたくて、パソコンをカタカタしています。  これまでは感情ベースで振り返ることが多かったので、「ジブン報告書」を作るつもりで今回は出来事ベースで振り返ってみようと思う。仕事をするようになって、「報告書」というものを事業がおわるごとや月が終わるごとに作成するのだけど

      • 2021年4~7月振り返り

        2021年度が始まって、夏休みに入った。 学校単位でいうと1学期が終わった節目に、この4ヶ月間感じたことや考えたことの振り返りをしてみる。 2年目だからこそのおもしろさ ユタラボが生まれて2年目。私の益田暮らしも2年目を迎えた。 空き家での暮らしも板について来て、草刈機で庭の草を刈ることも(その後すぐ筋肉痛になるけど)Gやムカデが出ても慌てず無言でスプレーを手に退治することもできるようになった。成長。 仕事面では、目の前の業務全てが初めてのことで、それに食らいつくことで必

        • 2021年度が始まりました。

          益田に来てはや1年が経ちました。 事務所がまだ完成しておらず、空きビルの一室をお借りして、灯油ファンヒーターをつけながら、パイプ椅子と机だけで始まったドベンチャーなあの日から1年。 振り返るにはあまりにも濃すぎて、(3年くらい経った感覚なのだが)数日間に分けて、振り返りをした年度末でした。 全てはここからはじまったよね 地元大阪から、全くゆかりのなかった島根県に、いろんなご縁が繋がって移住。益田市にて立ち上がったばかりの一般社団法人豊かな暮らしラボラトリーの職員として働き

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          しまね探究フェスタ2021を終えて

          昨日、しまね探究フェスタ2021(マイプロジェクトアワード島根summit)がありました。 今年度はコロナの影響もありオンラインでの開催。私にとって初めてのマイプロアワード。そしてはじめてのグループファシリを経験させていただいた。 グループファシリの役割は、出場する44プロジェクトチームのうちの4〜5チームの高校生たちと「ホームグループ」になり ①その中での発表の進行 ②1日を通して何回か開かれる「ふりかえり」の場のファシリテーション を行うこと。 最初は高校生たちも私も

          しまね探究フェスタ2021を終えて

          社会教育主事士講習が終わったよ。

          社会教育主事士講習が終わりました。半年間、長かったようであっという間だった。 社会人になってからの学びは、大学生の時のそれと違って、目の前に現場がある。だからこそのおもしろさをすごく感じた。 学んだ理論をすぐに現場で使ってみることができる、現場を想像しながら講義が聞けるからより頭に入ってきやすい。 「社会人になってからの学びの方がおもしろいよ」って言われるけどこういうことか〜ってなってた。 その一方で、仕事しながら学ぶことのハードさも知った。就業後に100分間の講義を週2、3

          社会教育主事士講習が終わったよ。

          2020年ふりかえりと来年の目標

          今年ももう終わる〜!はやい〜! 社会人一年目、島根移住生活一年目。 毎日が挑戦で、常にパニックゾーンよりのストレッチゾーンでした。笑 そんな私の一年どどっと振り返ってみました。よかったらお付き合いください🎍 1月:韓国旅行 2月:つわの生き方留学開催、京都のシェアハウスから実家に戻ってきた 3月:宮崎旅行、EDUTRIP in ドイツポーランドの中止、島根に移住 4月:社会人生活スタート、シェアハウス暮らし、車を買う 5月:iPadを買う、人生で初めて蛍を見て感動する、 6

          2020年ふりかえりと来年の目標

          吉賀高校視察メモ

          先日、隣町にある島根県立吉賀高校のアントレプレナーシップ教育(通称アントレ)の授業の視察に行ってきました。 吉賀高校には、今年度から入った同い年のコーディネーターがいて、前々から仲良くしてもらってたり、社会主事士講習でも同じゼミだったりして意見交換をしていたので、ずっと吉高の授業を見てみたいなあと思ってました。 また、探究担当としてアントレの授業設計に尽力されている先生とも先日お話しさせてもらい、その際に「今度2学期最後の授業があるよ」と伺ったので、今回視察に行かせていただ

          吉賀高校視察メモ

          島根移住レポ|9,10月

          9月分を書く暇もなく、10月ももう半ばになってしまったので、2ヶ月分の振り返りを。振り返ってみると、この2ヶ月もいろんなことを感じて、いろんなことを考えてたみたいです。とりとめもないですが。 探究を探究たらしめるものとは夏休み、ミライツクルプログラム が終わり、9月からは課題探究の授業が4コマ×3クラス分ありました。25班に分かれて探究活動をスタートした2年生たち。 各グループに1人はユタラボ・社会教育課からメンター(探究の伴走役)として授業に入り、生徒の壁打ち相手になりま

          島根移住レポ|9,10月

          社会主事士講習で感じたこと

          シルバーウィークの4連休のうち、3日間社会主事士講習の集中講義がありました。コロナの影響で、ほんとは合宿の予定だったのがオンラインになり、3日間9:00-16:00でパソコンの前に座りっぱなしだったのはちょっと正直きつかったのですが、気づきがたくさんあったので残しておきたいなあと思います。 評価ってなんのためにつくるのか地域学校協働活動における評価についての講義がありました。 例えば探究学習などの地域と学校が協働する活動においては、成果が定性的(点数などで数値化しにくいもの

          社会主事士講習で感じたこと

          島根移住レポ|8月

          なんかこの前7月のレポを書いた気がするのに、もう8月が終わっちゃいました。はやい〜〜 みんなで育てるユタラボ8月に入って、ユタラボチーム内でのギクシャク感が顕著になってきました。4月から立ち上がったばかりの組織の中で、お互いにちゃんと言いたいことが言い合えるような関係性になれていなかったこと、仲間なのに、敵のように感じてしまうような発信や受け取りをお互いにしてしまっていたこと、全員が楽しく安心して働ける職場を作れていなかったこと…。 まとめると、それぞれがお互いにリスペクト

          島根移住レポ|8月

          もえかの探究日記、はじめます。

          7月から、社会教育士講習をオンラインで受講しています。 講義の授業だけでなく、大学みたいにゼミがあり、2021年1月の最終回に向けて、今日はそのゼミ内で自分自身の探究テーマを決める回でした。 そこで壁打ちをしてもらいながら言語化できた、山﨑萌果の探究テーマ 『わたしが思う「いい学び」ってなんだろう?』 これまで、国内外でいろんな教育のかたちを見てきて、 いいなって思ったこと。 違和感を感じたこと。 確かにそうかもって視野が広がったこと。 そういった点と点を繋いだ先に見え

          もえかの探究日記、はじめます。

          島根移住レポ|7月

          なんだかあっという間に終わってしまった7月。 七夕だー!と言っている暇もないくらいに、毎日必死に生きていました。 あなたの7月はどんな1ヶ月でしたか? 探究学習をつくる大人が一番探究してる説関わっている高校の、探究学習の授業設計に、当初の予定よりもがっつり関わることになった7月。2週間で6コマ分の探究の授業をしました。 それぞれの授業のゴールをどこに設定する? そのためにどんな問いかけをする? どんなワークを展開する? どんなワークシートがあったらいい? 生徒の様子を想

          島根移住レポ|7月

          私が探究学習に関わりたい理由

          今日、総合的な探究の時間の学習指導要領をABD(アクティブブックダイアローグ)という手法を使って読んでみる会をしました。 そこで、私がなんで探究学習にわくわくするのかが言語化できたので、忘れないうちに書き残しておこうと思います。 フィンランドで貰った忘れられない言葉小学生の頃からずっと教員に憧れて、大学で中高の英語の免許を取るために、教職課程を履修していました。大学2年の時に、1年間フィンランドに留学して、教育学部に所属して現地の教育のことを学ぶ中で、フィンランドの小学校の

          私が探究学習に関わりたい理由

          高校生のプレゼンを聞いて考えたこと

          この週末は、土曜日に益田高校3年生の課題研究&探究発表会を、日曜日には津和野高校グローカルラボ3年生の活動報告会を、聞きに行ってきました。 こんなタイミングよく、2つの高校の生徒たちの発表会があるなんておもしろい。 益田高校では、グループごとに探究した課題とその解決策の提案を発表。 いま、コーディネーターとして2年生の課題探究の授業づくりに関わらせてもらっているので、1年後に、生徒たちがどんな表情で、どんな発表をして、どんな場を作っていれたらいいかなあと妄想しながら聞いてい

          高校生のプレゼンを聞いて考えたこと

          島根移住レポ|6月

          梅雨に入りました。山陰の湿気は怖い。なんとなくいつも布団が湿っとしているし、いつスーツにカビが生えるかとびくびくしながら除湿剤を置きまくっている今日この頃です。 ちょっとずつ、ちょっとずつひとつの高校に週一で常駐し始めて1ヶ月が経ちました。最初は、学校の雰囲気や生徒の学校での様子を知りたくて、授業見学をさせてもらったりしていました。 他にも、今年度から、これまでと形を変えて実施する探究学習の授業づくりを、担当の先生方と相談しながら進めていて、その打ち合わせなどもしています。

          島根移住レポ|6月