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望みはこれだけ

大変だ。
noteが今夜、システムメンテナンスが行われる日だったことを忘れていた。
朝6時までかかるという。
起きていられるだろうか。
只今1:30。

私のルールでは「眠ったら今日が終わる」ことになっているので、連続更新記録を達成するためには、絶対寝てはならぬ。
眠くならないように、暖房を切っておこうと思う。
これなら、うとうとしても絶対寒さで目が覚めるに違いない。

さて、池田町の七か条の話題が、私にしてはプチバズったようで、わずか4日で7000人を超える人が見てくださった。

割合で見る限り、共感を得られた度合いは少なかったように思う。
しかたない、いろいろいてこその人類。

天狗党が通過した集落、池田町には思い入れもあるので頑張ってほしい。
池田町の言論の自由は保障されるべきだと思ったので擁護したけれど、実際自分が住むことを考えると、池田町はかなり厳しい。
これから自分も高齢者と呼ばれる年に突入していくので、雪かきなどの重労働はできなくなっていく。

だから、例えば、池田町全体をミニドームで覆って、冬の間だけドーム内を常に20度に保ってくれるなんていう、都合のいいことが起きたら、その他の不便は我慢してもいいのだけれど、とにかく雪かきだけは、本当にしんどくて、やりたくない。

たいてい雪国ならどこでも、道路に関しては行政がしっかり除雪してくれるので困ることはないのだけれど、その道路に至るまでは、自力で何とかしなくてはならない。
我が家は社宅で、建物前の通路にも除雪車が入ってくれたため、歩いて出かける分には困ることはなかった。
しかし、除雪車が仕事をしてくれるのは、基本的には車のためであり、徒歩で出かける人のために歩道が除雪されることはない。
歩道は、たいてい踏み固められ方が一様ではなく、凸凹だ。
凸凹の雪道を長時間歩くのは嫌なので、バイクを使いたい。
だけれど、駐輪場から除雪されたところまで、わずか10メートルほどの雪かきが大変なのだ。

雪ってやつは、重い。
特に湿った北陸の雪は。

米20袋分くらいの雪を一人で除雪し、何とかバイクが通れる道を作って出かけたのだが、除雪作業で汗まみれになっていたため、風が当たる前面は凍るのではないかと思うほど寒かった。
こんなことならおとなしく、歩いていけばよかった。

そんなわけで、私はこの先、雪国には住めないと思う。
やっぱり、多少なりとも神奈川に近い、西伊豆がいいかなあと思っているのだが、書物に影響を受けやすい夫は、四国の海陽町というところをお勧めしてきたり、やっぱり松山がいいんじゃないかと言ってみたり、コロコロ変わる。

とりあえず、3月にまた「終の棲家を探す旅」第3弾を行う予定だ。
どこに住んだって、住めば都ではあろうと思うし、都の中で嬉しいことも嫌なことも起きるのが当たり前だとは思う。

だから、私はもう、きれいな海が近くて一年中お日様が出てくれれば、それだけで文句は言わないことにする。
スタバが無くても、無印が無くても、スシローが無くても、コンビニが無くても構わない。
ひとつだけ追加するなら、ゴミ出しのルールが緩ければありがたい。

**連続投稿378日目**

追記:
西伊豆ならどこが良いだろうかと考えて、日本の思想界の巨星・吉本隆明一家が毎年通っていたという、土肥海岸あたりはどうかと思った。
すると、その辺りを舞台にした「海のふた」(原作 吉本ばなな)という映画を見つけ、ちょうどメンテが終わるころにピッタリ終わる長さだったので、見てしまった。
感想は、この映画の中の土肥も、きっともうどこにもない、幻の街になっているだろうということ。
すごい勢いで、過去になりつつあるのだろう。
日本中、どこでも田舎はさびれていく一方なのだ、かつてのメジャーな観光地であっても。
その町と心中する覚悟で移住できるほど、海がきれいなところに住みたい。

それにしても、システムメンテは6時までとの予告通り、本当にぴったり6時に終わった。
そこに感動してしまった。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。