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気づいたら

気づいたら0時を回り、今日が終わっていた。

「しまった、毎日noteを書いていない!」と慌てて投稿ページを開く。
最近、こんな風に「気づいたら○○が終わっていた」ことが多い。

気づいたら、投げ釣りシーズンが終わっていたし、
気づいたら、楽しみにしていたイベント2つが終わっていたし、
気づいたら、ドングリの落ちるシーズンが終わっていたし、
気づいたら、一か月部屋の掃除をしていなかった。

これは、かなりヤバい。
このままだと、きっと

気づいたら、コタツを出さないまま春になってるし、
気づいたら、しわくちゃの老婆になってるし、
気づいたら、ゴキブリも住まない汚部屋になっていることだろう。

とりあえず、何から手を付けたらいいだろうかと考えて、ちがう、その「考える」余裕すらないから、こうなっているのだ、と思い出した。
深呼吸して課題を考える。
最優先事項は、今抱えている仕事を終わらせて、自主的に休みを二日ほどとり、その間に掃除をして、コタツを出すことだ。

それにしても、この、ぼけっとした「気づいたら」のだらしなさときたらどうだ。
たぶん、別の「気づいたら」を実践している人は、こうはならない。

気づいたら、玄関の履物をそろえる。
気づいたら、洗面所の水栓をピカピカに磨く。
気づいたら、段ボールをまとめて資源ごみに出す。

素晴らしすぎて、わが身との落差に涙が出そうだが、世の中にはこういう人もいるんだよなあ。

私の「気づいたら」は、「脳内をさまよって現実に帰ってきたら」ほどの意味だが、上手な「気づいたら」の実践者たちは、常に現実を生きている。
今を生きて、そこに主体的にかかわろうとする意思があれば、より生活を楽しめるはずなのだ。

とりあえず、へ理屈こねてないで、まずは机の上の消しカスを捨てよう。

**連続投稿293日目**



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はんだあゆみ
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