見出し画像

【北陸ウミウシ日記】2023年8月1日 水温30.2~32.4℃ 水晶浜海水浴場

ニュースが、猛暑日の連続記録更新を告げていた今日。
あまりに暑いと、人は海水浴にも来なくなるようで、予想よりはるかに人出の少ない水晶浜に、ウミウシ探しに行ってきた。
そういえば、少し前、騒動になっていた水晶浜のイルカは、越前海岸を北上して鷹栖に向かったようで、水晶浜海水浴場は現在のところ、オープンしている。

私が知っている敦賀近辺の岩場で、最もたくさんの種類のウミウシが見られるところが、ここ水晶浜なので、イルカにおびえることなく、ウミウシ探しができるのはありがたい。

さて、そんな水晶浜で見かけたウミウシたちをご紹介しよう。
ここだけで、なんと9種類もいた。

アオウミウシ 体長約3㎝
マダラウミウシ 体長約7㎝
コモンウミウシ4匹が重なっているところ
コモンウミウシ 体長約2㎝
サガミイロウミウシ 体長約1㎝
同上
リュウモンイロウミウシ 体長約1㎝
同上
シラヒメウミウシ 体長約1㎝
サラサウミウシ 体長約2㎝
サキシマミノウミウシ 体長約2㎝
同上
シロウミウシ 後ろ姿しか見えず、全長不明

今回、初めて見たのが、「サガミイロウミウシ」と「リュウモンイロウミウシ」。
どちらも、垂直な岩壁にくっついて、水深2mほどのところにいた。
いつもは持っていかないウエイト(おもり)を、今日はなんとなく持って行き、なんとなく岩場で潜っていたら見つけた。
こういう時の「なんとなく」は、大事にした方が良いらしい。

潜ると、ただ浮かんでいるよりも、たくさんのウミウシを見つけられる。
それは嬉しいのだけれど、2m潜るだけでも、海の中の明るさは落ちる。
岩の陰だと、なおさらだ。
暗いと、ピントを合わせるのもむつかしくなる。

照明がいる。
ウミウシを撮るための、高性能水中ライトが必要だ。

……こうして人は、沼にお金を投じるようになっていくのであろう。
ここからの人生は、ウミウシのために稼ごうと思う。

**連続投稿548日目**

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。