カテゴリー

余裕がないので今日は短め。

4日に放送された「娯楽がたり」という令和ロマンの「分析番組」。
これが毎回、(と言ってもまだ2回目なのだけれど)めちゃくちゃ面白い。

今回、Aマッソの加納さんが、芸人が売れるための最短の方法として
「ジャンルを自分で作って、そこに自分を当てはめていく」
ということを「春とヒコーキ」のぐんぴいを例に挙げて話していた。

これはモロに、今書かせてもらっている、ビジネスにおけるカテゴリーの話だ。
売れる製品をつくるには、まずカテゴリーを作り、そこにでの1番になるものを出せ、と。

私は、芸人さんというのは、売れるためのブランディングをそこまで考えている人達だとは、全く思っていなくて、面白ければ世に出てくるものなんだろうと思っていた。
何しろ何度でも味変させてしゃぶりつくせる巨大コンテンツ「M-1」もあるわけだし。
戦略なんてことを考えなくても、才能と努力だけでなんとかなる世界なんだと思っていた。

実は全然違ったらしい。
ビジネスでいうところのブランディングは、芸人さんでいうところの「キャラ付け」(自分をどんな見せ方で売るかを考えること)に相当する。
オードリー春日の「ピンクベストと七三分けと不遜な態度」は、ビジネスブランディングだったのだ。

戦略と1番遠そうな世界だと思っていたものが、実はそうではなかったというこの衝撃。
全くノープランで行き当たりばったり生きてきた私からすると、
「みんな、なんて大変なことをしてるんだ!?」
と思うが、真剣に働くってそういうことなのかもしれない。

戦い方を模索する世界では、今日も勝ち筋という「理論」を探しているのだ。

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はんだあゆみ
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