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緋牡丹、接木のその後
かなり前に書いた「緋牡丹の接木」に関するnoteがいまだに読まれているようだ。
多肉は、今、ブームなんだなあと改めて思う。
書きっぱなしにしてしまったが、その後、三角柱サボテンから、龍神木に接木した緋牡丹がどうなったのか、後日談を載せておく。
結果から言うと、私の技術不足にもよるのだろうが、伸縮包帯とクリップでの接木は、3割ほどが上手く活着せずに枯れてしまった。
成功率7割が、高いのか低いのか、調べたことがないのでよくわからない。
だが、今スクスク育っているのを見ると、枯れる前にやって良かったと思う。
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オレンジとピンクの緋牡丹の子株は、無事、命をつなげたので、あとは黄色と赤の子たちをなんとか、龍神木に載せてやりたい。
そのため、今後に活かせるよう、やってみてわかったことをいくつか記録する。
①成長点同士を合わせるために、土台になる龍神木をできるだけまっすぐ育て、カットするときは地面と平行カットすること。土台が斜めにかしいでいると、うまく載せたつもりでも、緋牡丹がどうしてもズレてくる。そうすると、枯れてしまうことが多かった。本当に基本だけれど、真ん中を合わせること、そのために平行を保つこと、大事だと思う。
②伸縮包帯は、遠慮せず、ぐいぐい引いて固定した方が良い。締め付けがゆるいと、うまく活着しないことが多かった。子株を潰してしまいそうで怖い気持ちを抑えて、ぐっと締めること。大事である。
③龍神木が、ある程度成長してからでないと、頭上に乗せた緋牡丹の方が大きく、葉緑体を持っている土台に日が当たらない。そのせいで枯れたものが2体あった。
上の写真2枚目くらいまで、育つのを待った方が賢明だ。土台が小さい方が可愛いので、つい、2頭身くらいになるように、小さな龍神木に大きめの小株を載せてしまいたくなるが、そこは我慢する方が成功率は上がる。
続いて、やってみて、新しいアイデアが浮かんだこと。
①成長点がズレるのが最大の問題ならば、ホチキスの芯を短く削って、龍神木と緋牡丹それぞれの成長点に刺して繋ぎ、必ずズレないように固定してしまえば良いのではないだろうか?
これは、近々、やってみるつもりだ。
活着率100%を目指したい。
**連続投稿463日目**
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