舌痛症 私の場合
神奈川県から、福井県に引っ越して半年ほどで舌痛症を発症した。
舌痛症というのは、原因不明な上に見た目の症状が全くない。
本人だけが痛みを訴え、医師は原因だと思われる要素を何も見つけられない。
なので、精神的なものだと思われて抗うつ剤が処方されることもあるらしい。
私の場合は、医者に行ったらうがい薬が処方された。
処方されなくても、その辺の薬局で買えるものだ。
つまり、お手上げってことなんだなと理解し、それ以降医者に見せたことはない。
ガムを噛んでいると痛みが和らぐので、食事の時以外、ずっとガムを噛み続けるようにしている。
原因の話に戻る。
上のAIによる表の中に、唯一私が当てはまりそうなものは、閉経後のホルモンバランス異常くらいだ。
しかし私は更年期が全く無く終わった口で、こんな私が「ホルモンの乱れ」などというのは、かなり烏滸がましいし無理がある。
精神的な要因というのも、これだけ怠けた暮らしをしていると考えにくい。
なので、発症直前に接種したCOVID-19のワクチンのせいかなぁと漠然と思っていた。
ところが今日、原因らしきものを見つけてしまった。
私は今、娘と孫のケアに神奈川来ているのだが、ここでは毎日けっこう話をする。
娘とも話すし、赤ちゃんにも話しかけている。
すると、話をしている昼間の時間帯は、舌の痛みを感じないのである。
つまり私の場合、原因は「人と会話をしないことによる、舌の運動不足」なのではないか、と思うのだ。
おそらく、舌には発音の際にのみ使う特殊な筋肉があるのではないか?
知らんけど。
そう考えると、知り合いが誰もいない土地で発症したことの辻褄がぴたりと合うのである。
検証のために、「ひとりごと言いまくり治療」を試してみようと思う。
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