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愛媛の珊瑚

遅い夏休みを勝手にいただくことにし、今日から海に遊びにきた。

暖かくて透明な海で心ゆくまで遊びたい。
もう冷たくて濁った海は嫌だ、と思ったのだ。

どこなら行きやすいかと、あちこち探して、以前から目星をつけていた、南予の珊瑚の海に遊びにきた。

とりあえず見てもらった方が早い。

すごくないですか?
わたし、四国で珊瑚が見られるなんて知らなかったですよ。

思わず「です、ます体」になってしまった。
それくらい驚いたってことだ。
大満足!
と言いたいところだけれど、海の環境についていろいろ勉強させていただいている間に、見るべきポイントがちょっと変わった。

どうしても、ウニだらけで海藻のない岩場が目につき、心が痛む。
藻の生えない海は、死に向かう海だ。

今年の夏も暑かった。
何たって、もう9月も終わろうというのに、ここではまだツクツクボウシが鳴いている。
海の中も暑かったんだろうな。

キャンプ場の管理人さんは、

「今年の暑さは異常でしたので、例年の半分も人が来ませんでした」

とおっしゃっていた。
せっかくトイレもシャワールームも綺麗に整備された気持ちのいいキャンプ場なのに、もったいないことだ。

育つはずの海藻たちも、高い海水温に耐えられず、成長できなかったのだろう。
日本の海はこれからどうなっていくのかなぁ。

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はんだあゆみ
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