新しいパソコンがきた!

5年ぶりにおニューのパソコンを買った。
これまで使っていたDELLのノートのバッテリーが膨らんで熱を持ち、あらゆる不具合のデパートみたいになってきたので、買い替えた。

新しいノートは、Dynabook。
スペックは、前のパソコンと同じCPUを載せて、メモリとHDDを倍にしてもらった。
しかし、価格は半分。
わずか5年で、ここまで安くなるのかと驚いた。

もっとすごいなあと思ったのは、移行作業がとんでもなくらくちんだったことだ。
大事なデータはほぼ、クラウドに上げていたおかげでもあるし、たいていのログインデータはブラウザに紐づいているしで、おそらく全工程30分もかからずに終わった。
そういえば、スマホの機種変更も、回を追うごとに移行作業が楽になった記憶がある。
そのうち、私がしなくちゃいけないことは何もなくなるんじゃないだろうか。

進歩のスピードはありがたいが、フロッピーディスク時代からのパソコンユーザーとしては、いよいよ中身がわからなくなって、自力でトラブル解決できなくなることが心配だ。
本体価格を下げて、サポート料金で利益を出すというビジネスモデルに変わってしまっていたらどうしよう。
もう、DOSのコマンドだって、ほぼ覚えていないのに。

それにしても、こんなに便利になっちゃって、私たちはいったいどこまで行くんだろう。
楽になる、簡単になるって、いいことだと思ってきたけれど、本当にそうなんだろうか。
ついこの間登場した気がするドローンが、戦場を飛び回って簡単に人を殺す。
殺す道具の性能は上がっているのに、殺される命の頑丈さや助けやすさは変わらず据え置きだ。

進歩は理不尽を生むこともある。
ありがたく享受できるのは、恵まれているからだ。
それを忘れずに、新しいパソコンを大事に使おうと思う。

(「ああ、軍靴の足音がする」みたいな終わりになってしまった。反省)

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