見出し画像

【北陸ウミウシ日記】水晶浜でディフューズする

ようやく、ディフューザーを試せる時が来た。

天気予報では、気温は30度まで上がるという。
波の高さは50cm、絶好のウミウシ日和だ。
いつもの岩場を2周し、ここぞというところで潜って確認したが、先週まであんなにたいくさんいた、サキシマミノウミウシが姿を消していた。
ついでに、昨年の今頃はジャノメアメフラシが出てきていたのに、今日は、アメフラシを1匹もみなかった。

やはりウミウシは、いつでも見られるわけではないし、あそこに行けば会える、というものでもない。
かなり一期一会な生き物なのだろう。

そう考えると、「いつものメンツかあ」とがっかりしがちな気持ちも、盛り上がる。
よくぞ、今日、ここで、私に出会ってくださいました、ウミウシ様。
いつもの子たちではあるけれど、夏が終わった水晶浜の貴重な4種類だ。

ディフューザーを試すのと同時に、ストロボの光量調節も試してみていたので、何度もシャッターを切りまくってしまった。
ウミウシたちも「やけに、ピカピカまぶしいなあ」と思っていたはず。
おかげさまで、白飛びせずに模様がはっきりわかる、ちょうどいい加減を掴むことができた。

そんな、ディフューザー大活躍の、今日のウミウシたち。
ご覧ください。

コモンウミウシ
シラヒメウミウシ
シロウミウシ
ミヤコウミウシ

※※2本目につき、記録はノーカウント※※


【追記】
トップ画像は、カニの脱皮殻。とんでもなくきれいに脱いでいたので、どこから脱いだのかと、割れ目を探してしまった。
ここだった。ぱかっ。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。 サポートは、お年玉みたいなものだと思ってますので、甘やかさず、年一くらいにしておいてください。精進します。