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病院の混雑でwithコロナの時代を感じている

敦賀の病院事情について、私は盛大な勘違いをしていたようだ。

引っ越してきた当時、内科も耳鼻科も全く待ち時間なく診察してもらうことができて、ここはなんといいところなのか!と思っていた。

人口一万人に対する医者の数が他市より圧倒的に多いんじゃないか?とか、自然が多くストレスのない環境に生まれ育った健康なお年寄りが多いのか?とか、勝手に妄想していたのである。

ところが、である。
近所の喘息のかかりつけ医に、定期受診に来てみると、最近は広い待合室の椅子が埋まって、立っている人もたくさんいることが多い。

2年前は、コロナの恐怖の真っ只中にあり、みんなきっと病院での感染すら恐れて出歩かなかったのだ。

接種率が上がり、死亡する人数も減り、コロナはそんなに怖い病気でもなさそうという雰囲気が、なし崩し的に広がった。
そのため、かかりつけ医院でも、お年寄りで溢れる光景が見られるようになってきた。

もしかすると、ここにいる人たちはみんな、4回目の接種を待ってる人たちなのかもしれないので、一概に「持病を持つ人たちが、我慢せず病院に戻ってきた」とは言えないのかもしれないけれど、それにしても壮観。

みんな、あの頃は「多少の辛さは、死ぬよりましだ」と思って、我慢してたんだなあ、きっと。

よかったねえ、というのは不謹慎かもしれないけれど、安心して病院に来ることができるようになった今は、昨年の今頃よりずっと幸福度は上がっているはずだと思う。

……いや、そう思いたい。

本日2本目につきノーカン

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はんだあゆみ
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