ゴジラ2回目でのちょっとした発見
3日前に観たばかりの『ゴジラ-1.0』、またまた観に来てしまいました。丁度、今日1つだけあった授業が休講になったので🤭
初回の感想はこちらです↓(※ネタバレ満載)
今まで、同じ映画をもう一度観に行くことって滅多に無かったのですが、何回も観るのっていいですね。一度観たわけなので話の内容は掴んでいるから、内容を追うことに集中せずともするすると頭に入ってきます。
そのおかげで、より細かいところに注目したり、1回目では気付かなかったことを発見したりすることができました。
というわけで、今日気付いたことのうちいくつかを書きます。「言われんでもとっくに知っとるわ」の内容でしたらすみません。
発見①
発見したことを挙げると、例えば、駆逐艦「雪風」元艦長の堀田(田中美央)が、ワダツミ作戦から降りずに残ってくれた人たちに礼を言うシーンで、よく見ると堀田の唇が震えていて、それから「……ありがとう」と発していたところです。
この礼を言っている時の堀田は後ろ姿でしたが、「(作戦が)死ぬとは限らないんだったら、戦争よりはマシだ」と笑い結束してくれている人達への、堀田の感極まっている心情がより伝わりました。
この堀田役の田中美央さんへのインタビューをパンフレットで読んだのですが、
とコメントしていました。
いやもう、本当に上記の通りの人物だったと、今日もう一度観て改めて思いました。
この「雪風」元艦長堀田、凄く人道的でかっこいい人物でした。
ただの「元軍人」ではない演技でした。(そうならないように監督から指示されていたらしい)
お恥ずかしながら、この田中美央さんを今まで存じ上げなかったのですが、調べてみたらなんと兵庫出身の方でした。こんなに素晴らしい俳優が地元出身だったなんて…もっと早く知りたかったです…。
ゴジラから退避せずに、作戦を予定通り実行する決断を下していたシーンもかっこよかったです。
とにかく良かったです。
発見②
そして、今日イチ(?)の発見←
橋爪功が2秒出ていた
銀座でゴジラが議事堂前の四式中戦車に向かって放射熱線を繰り出そうとする(絶望でもはや笑う)のを見る群衆の中に、しれっと混じっていました…
あの橋爪功が、ゴジラを呆然と見つめておりました。笑
本当にワンカットです。
いやー、2回目にして初めて気が付きました。
見つけた時は「えぇ!?」でした。
初回では、ゴジラの熱線が「くるぞくるぞ…(怯え)」とビビっていてそれどころではなかったので。
これに1回目で気付いた人ってどのくらいいるんでしょうか。
ああ本当に、2回目観に来て良かったです。笑
ちなみに、エンドロールのクレジットには名前がありませんでした。
2回目を観て
2回目ではもう泣きはしなかったのですが、変わらずめちゃくちゃ良かったです。
前回のnoteでも書きましたが、映画のサントラのの”Resolution”が最高です。
この曲の後半の壮大な合唱では、「ゴジラよ鎮まれ」と祈っているように私は感じます。
これを聴くためだけに劇場に来る価値があると言っても過言ではありません。
2回目観て思ったのですが、このゴジラ-1.0、「どうせテレビでやるしその時でいいや」の映画ではありません。(コナンの映画の発想)
これは劇場で観るべきです。これは義務ですよ!笑
今、割と本気で3回目行こうか迷っています。どうしようかな。