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私がマンガを読み始めて、ほぼ半世紀になる。その3 こんな大人になっちゃったよ編
前回、手塚治虫さんのブラックジャックにはトラウマを与えられた的なことを書いた。
思えば、手塚さんが現役バリバリのときに小学生時代を過ごしていたような世代ならば、ある程度のマンガ好きであれば多かれ少なかれ手塚作品に触れているものである。
私の記憶によると、小学生時代に多分読んだと思われる手塚作品は、
ブラックジャック、鉄腕アトム、火の鳥、三つ目がとおる、etc……
たぶんアニメだけ見たのは
リボンの騎士、ジャングル大帝、海のトリトン、etc……
覚えていないだけでもっとあると思う。
そしてここで言いたいのは、作品の偉大さとか、働きすぎだろ先生、などではなく(これらはもう言うまでもない)、
なに小学生にありとあらゆるエログロフェチトラウマ要素をぶち込みやがってくれてんねんオイイイイイイイイ
だ。
おかげでこんな大人になっちゃったよヽ(`Д´)ノプンプン
もちろんこれらの要素が作品に深みを与えているおかげで名作となったわけだし、そもそもこんな大人になっちゃったのはどう考えても自己責任なので、あくまでも半分ジョークである。半分。
ここでちょっと余談。
子供の頃に見たマンガや小説、映像作品がその後の性癖に一定の影響を与えるのは間違いないとは思う。
実際の行動にまで影響を与えるのもまた当然と思うが、その行動が犯罪レベルにまで達する可能性が高まるとはけして考えない。
むしろ抑制するとまで思う。
犯罪行為にまで至ってしまうの、あくまでのその者がそういう人間、あるいはそういう悲劇的な環境だったからである。
けして好きで読んだ作品のせいではない。
普通のまともな人間は、エロマンガを読んだからといって性犯罪を犯すようなことはないのだ。
やるやつは元々そういうやつなのだ。
話を戻して、もう一人だけ私に多大な影響を与えた偉大な作家を紹介しておこう。
それは高橋留美子さんだ。
詳しくは書かないが、
ラムちゃんのせいで!
響子さんのせいで!
こんなんなっちゃいました(*ノω・*)テヘ
ってどんなだよ……
もっともこの2作品「うる星やつら」と「めぞん一刻」の場合、アニメとの相乗効果も見逃せない。
特に「うる星やつら」のアニメからの影響は大きい。
初めてサントラレコードを買ったのもこの作品だし(実は日本の初期シンセポップの隠れた名盤じゃないかなとか思ってもいたり)、初めて映画版ってヤベーと思ったのもあの「ビューティフル・ドリーマー」だったし、初めて声優さんを意識して好きになったのも、ラムちゃん役の平野文(時々、平野綾とどっちだっけってなる)さんだった。
そう、私は「アニメを見始めてから半世紀」野郎でもある。
(このネタはまた別途)
さて、今回はいつにもまして変な話に終始してしまった。
次回はもうちょっと、昔読んだ作品について掘り下げていきたい。
ってまだ続くのかよ!
以下次号だよ!
諸神 大介