見出し画像

シンガポール物語 Vol.7

梅雨も明け 夏本番
猛暑続きですが みなさん 夏バテはされてませんか?

今回は少し変わった形式でシンガポール物語 第7話 まとめました
ぜひ ご覧ください

不運だらけの1日

① コインランドリー事件

長期出張人に 大事なことの1つ 洗濯事情。
今回 私たちは ランドリー代節約のため 5日に1回のペースで洗濯へ行っていた。

先発陣が ホテル近くで見つけていた コインランドリー。
歩いて10分 バスを使えば 2区間分と 少し離れているが 一番近くで 行きつけのコインランドリーであった。

しかし この日 仕事終わりの疲れ切った 私たちにとんでもない事が起こってしまった。
それは 閉店と言う 衝撃的事実。

今まで 先発陣の付き添い等も含め 4回ほど通っていたが「閉店します」の張り紙も なんの予告もなく この日 閉店していたのであった...

私たちは この日 洗濯をしないと 明日以降の着る服がなくなるという 状況だったため 次を探すこととなった。

Googleマップより

すると 路線バスを使って 30分以上先にあると Google先生が教えてくれたのであった。

これが 不運の始まりであった。

② 洗濯の選択

重い 5日分の汗臭い洗濯物を持ち 30分以上バスに揺られ 5分ほど歩き ようやく 目的地に到着。
Google先生が教えてくれたのは 団地の1回にある 3台しかない コインランドリーであった。

運良く 2台 空いていて 待ち時間を取られなかったのはラッキーだった。

しかし ここで問題発生!

洗剤をどこに入れるか問題。

この中は 2つに分かれており 私は とりあえず
左の方へ 洗剤を入れたのであった。

この2分の1の洗濯の選択が この後 大変なことになることを知るよしもなかった...

③ ケンタッキー事件

この日は 先日美味しいラーメン屋を見つけたので そこに行こう!となっていたが コインランドリー事件のせいで 真反対の遠いところまで来てしまったので メニュー変更となった。

初めての土地だったので これまたGoogle先生に頼ると 近くにケンタッキーがある事を教えてくれた。

コインランドリーの待ち時間にテイクアウトし 団地の広場で食べようと言うことになり 早速買いに。

Googleマップより

さすが ケンタッキーフライドチキン シンガポールでも 全く同じ 佇まい。ただ一つ違う事が 第二の事件発生となった...

この近辺は リトルインディア と呼ばれる インド人が多い地域に近く 店員さんが おでこに ビンディを施してあった。
そして 話す言葉が 英語ではなく「ヒンディー語?(たぶん)」で 全く聞き取ることができない 向こうも英語を聞き取る事ができない事件が発生してしまった。

ジェスチャー等で 注文するが 何かがないらしく ダメだ 的な事を言っていたような...
オーダー1つで会話が成り立たないは 後ろに行列は作ってしまうはで とても大変であった。

なんとか注文できたが 手元に来た商品は 全く違うもので 災難な晩御飯となったのであった...

④ 洗濯事件

美味しかったは 美味しかったが 食べたかったメニューとは 違うケンタッキーを頬張りながら そろそろ洗濯 終わるかなーと思い見に行くと 大変な事になっていた。

残り10分を切り すすぎ・脱水に入ろうとしたタイミングなのに 洗濯機の中が あわあわ になっているではないか!

そう。先ほどの2分の1を間違っていたのである。

きっと 柔軟剤を入れるところに 洗剤を入れてしまったせいで このタイミングで 洗剤投入で あわあわに...
洗濯が 終わっても あわあわのままに なってしまった。

このままではまずいので 2回目の洗濯が始まることとなった。

無駄な洗濯代のせいか 2回目は 切なく 洗濯の待ち時間も長く感じたのであった。

⑤ さらば白T

2回目の洗濯中は 心配でその場を離れず見守っていたが 大変な事に気づいた。

入水される水が茶色い...
こんな汚い水で 洗濯されてたのか....

あ、待って 白Tシャツ入ってる....
あーーーー 茶色くなるじゃーーん!

時すでに遅し...
鰹出汁のような 茶色い水で 2回も洗濯された 私のお気に入り 白Tシャツは うっすら茶色に染まるのであった。

行きつけのコインランドリーは こんな事なかったのに.... ショックを隠しきれなかった。

⑥ トドメの1撃

正月明け 2023始まって数日目。ついてないなー 今年大丈夫? なんて思いながら 乾燥機で乾いた洗濯物を畳む。
そして...

白Tシャツよ 正月旅行 真夏のビーチにでも行ったのかい?

そう言いたくなるような 薄っすらこんがり日焼け色に仕上がっていた。

きっとこの日を忘れる事はないだろう。そう思いながら ホテルへ帰る手段をGoogle先生に聞いたのであった。

すると 行きのルートとは違う 徒歩10分〜路線バス35分と 指令を受けた。

また 5日分の洗濯物を持ち 今度は 公園の間の 徒歩のみの 道なき道を歩かされ バス停へ向かわされた。

この日は 昼過ぎにかなり土砂降りの雨が降り 地面がグチャグチャの場所もあった。
真っ暗になった 21時過ぎ。先頭を歩く私は かなり足元の悪いところに1歩踏み込んだタイミングで

「これは やばい。別ルートを探そう!」

と相方の従兄に伝えた。そして 左足を沼から抜き 右足を軸に そーっとターンをし 一歩踏み込んだ瞬間 トドメを刺されたのであった。

「ズボッ!」
「うわぁーー!」

公園の芝生の中に 突如として現れた 拗ねまで浸かるほどの 水溜り・落とし穴?。

全く気づかない ジャストサイズ 直径30cm程の穴が ちょうど空いているではないか。
コケることは無く 洗濯物も無事ではあったが 左足が浸水 靴もびしょ濡れ...

さすがに ここまで不運続きだと 笑えてきて 従兄と2人 ゲラゲラ笑いながら 左足からは 歩くたびに水がジュワーっと 小学生の大雨時の通学を思い出しながら 別ルートでバス停まで歩いたのであった。

バスでは 不自然に濡れた左足に他者の視線を感じながら なんとか無事ホテルへ戻ってきた。

頼む 普通の雨水であって欲しいと願いながら どんな水かもわからなかったので 速攻で 靴・足を洗った。
おまけにこの靴しかなかったので 明日仕事に行けないと思い ホテルのドライヤーで ガンガン乾燥させた。

気づけば 日付も変わっており 濃すぎる 海外の洗礼を受けた 1日であった。


そして 2〜3日後にわかったのだが Googleマップには載らない 綺麗なコインランドリーが 行きつけだったコインランドリーの道路向かい側の隠れたところにあったと知り さらに 記憶に刻み込まれる できごととなったのであった。

今回は ここまで。
良くも悪くも 全てはいつかの思い出話し。

残りわずかになった シンガポール物語も ぜひ お楽しみに。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集