レッスンレポート〜ドアの音を探すRくん〜
こんにちは。
教室のレイアウトを変えたら、偏って男子小学生に人気になっているモロエです。
さて。
今日のレッスンレポートは最近「作曲」にハマっている小6男子Rくん。
『夏日』というユニークなタイトルで、あーてもないこーでもないと、曲作りをしています。
その時に使ってるのがコレ、『気持ちカード!!』
気持ちを1小節だけの曲で表したカードなんですが、これが作曲にいいんです(*^^*)
「ここは夏日だから、あつーい」と思えば『あつい』のカードを、
「でも風がふいて、きもちいい」と思えば「きもちいい」のカードを使って、
そのとおりに曲を作ると、誰でも作曲家デビューが出来ちゃいます!!
それでは1から作っていることにならないのでは?と思われた方、ご安心ください。
どんな人(子)でも、ずっとこれだと飽きちゃって、「今度は自分で考えて作ってみたい!」となりますから。
僕はこれを、「音楽的自立」と呼んでいます(完全造語)
我々人間は「楽しい!」と思うことや夢中になっていることは、どんどんと切り開きたくなるものです。
それはピアノでも歌でも作曲でも同じで、夢中になっていれば「次はコレ〜!」とさらなるステップを踏もうとします。
ハノンの次のページに進むことが出来なかったのに、ワンピースの最新刊は読み続けているのはそういうこと。
Rくんも昨日は「2小節目は『あつい』のカードを使うけど、1小節目はドアを開けるにしたいな」と言ってました。
そう、「ドアを開ける」なんて気持ちカード、ジョイにはないんです。
それでもピアノの鍵盤の下から上まで入念に触り、
あーてもないこーでもないと「理想のドアの音」を探していました。
僕がやったお手伝いといえば「Youtubeで色んなドアの音を探して聴かせた」くらいで、
それ以外は全てRくんがやりました。
『夏日』、完成が楽しみですね(*^^*)
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