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ithem_noramoyo
休職日記35日目:診察の後のカレーうどんは美味しい
精神科の診察があった。
薬を少し減らすことになった。良くなっていると思っていいんだろうか。
休職期間が残り一月を切って、気持ちが焦っていること、就労移行支援制度について調べてはいるが、見学や入所などの行動に移せていないことを話した。
心理士の先生からは、「急いで決めたことが最善とは限らない」、主治医の先生からは「自分がワクワクする方向へ行きなさい」という言葉をいただいた。
自分がどうしたいのか、どうすべきなのかわからなくなってしまった。
残り一月という期間は、私には短すぎる気がする。
悩みは尽きねど、腹は減る。
お昼は夢庵にした。
目当てはカレーうどんだ。
この数ヶ月、食べたい、食べたいと思っていたが、ようやく機会が巡ってきた。
この間の担々麺のように、汁を飛ばしては困る服を着ているが、この気持ちは止められない。注文する。
ハンカチを即席のエプロンにして、待機。
念願のカレーうどんは、取り皿つきでやってきた。これなら勢いよくすすって、汁を飛び散らせることもない。
そろそろとうどんを取り皿に移して、少しずつ、ゆっくりと味わう。
待ち望んでいた味は、言葉を失うくらいに美味しかった。
カレーうどんは美味しい。本当に、美味しい。
もうそれしか言えない。
お腹も心も大満足になって、家路に着く。
今後のことは、また、おいおい考えれば大丈夫…か?