今を生きるって難しい
昔からこんな性格だから、いままではこういう性格だったから
あの人はこんなポジティブに生まれていいなあ
他人をうらやんだり、自分を卑下したり
あの人はもう子供が生まれたのに自分はパートナーすらいない
別に焦る必要はないのだ
何度も何度も自分に言い聞かせては、自分をいやになっての繰り返し
自分のことばかりが頭にあってひとのことなんかかまっている余裕がない
あの人はこんなに人のことを思っていて余裕があってすごいな
そんなことを思っている今日この頃。
心の癖
精神には癖というものが存在する。謝り癖、自分を責める癖、人からの目を気にする癖、大小はあれどそうやって個性は作られていく。紙に折り目がついていくようにその癖は一度ついたらなかなか取れない。それこそ、熱々のアイロンでもかけてやらねば折り目はそうそうにまっすぐになってはくれない。
これがなかなか厄介で、自分についているネガティブな癖は相当に織り込まれており。もはや修復不可能な事態になっている。この折り目を無くそうと努力をするのだが、なかなかまっすぐにならない。
そこで色々な心理学系の情報を仕入れてなんとかしようとしているのが今。実践しているのは、その折り目は放っておいて、新たな折り目を作ることだ。新しい自分を探すことだ。
今ある自分はそれとして、新しいポジティブな自分も同時に作っていくこと。そうすればネガティブな自分とポジティブな自分が出来上がって、それぞれが戦って中庸な自分が生まれるはず。
毎朝、自然を感じ。今を感じ。ポジティブな側面を常に意識してみるようにする。今ある癖をつけることができたなら、新たな癖もきっとつけることができる。
新しい折り目をつけまくっていっそくしゃくしゃにしてしまったらいい。もっと柔らかく、老獪な人間になるはずだ。
あなたが、嘘をつかなくても生きていけますように