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0502 実はずっと同じところにいる

実はずっと同じところにいるのでは?と思った、夏寄りの春の昼下がり。時間と場所と世界観の話です。

子どもの頃は、時間は前へ進んでいて、自分や友達は成長していて、大人になったらやっと人生が始まると思っていた。春の次は夏が来て、どんどん新しい年が来る。

大学生になったある日、時間感覚について閃きがあった。進んでるんじゃない、更新してるんだ!全空間が同時に更新されていて、どこへも進んでなんかない…。それでも、身体や考えは時間とともに移りゆくものだとは思っていた。

今日、実は同じところをグルグルしている、というか、グルグルさえしていないのかもしれない、と思った。わたしが在る、っていう状態を続けている。虚かもしれないが自分にとっては実である永遠 − 窪地みたいにハマってしまって外が見えない − に、いつもいる気がする。

コロナの影響で予想と違う流れの中にいるからか、自分の意思で計画して達成するというスタンスを手放しかけている。ものすごく近眼になって、就学前の小さい子みたいに、無根拠に永遠の中にいる感じがする。いつまでも春な気持ちでいる。夏は夏でたぶんそう。この感覚は、少しヒヤヒヤするけど、なんだろう、幸せかもしれない。

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#きょうのらくがき

素晴らしい未来は素晴らしい過去を要求しない。

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HB
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