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大学生が知っておくべき「一般常識としてのSDGs 」 大学生のためのSDGs講座

SDGsと聞いて、

「地球環境保護のことでしょ。意識高い。高い。」
「金持ちのお遊びですよね。勝手にやってください。」

と思う人は多いと思います。

こちら、ある意味正しいのですが、2022年現在、それ以上の価値がでてきており、これからビジネスパーソンにとって必ず知っておかねばならない「一般常識」になりました。

どういうことなのかを解説します。

企業価値の「ルール」が変わった

今まで、企業の価値ってのは、「売上」とか「時価総額」で測られていました。

簡単に言うと「金持っている企業がえらい」ですね。

しかし、金を稼ぐためには「いい商品を作ってお客さんを喜ばせる」以外に「従業員を奴隷のように使う」「途上国の資源を安価で買いたたく」といった方法もあります。

例えば、ナイキは、インドネシアやベトナムで低賃金・劣悪な環境の向上で現地の人を働かせていたことが公表され、世界中で不買運動がなされるなどという状況になりました。

このような事態にならないように、企業は「売上ありまっせ!」以外に、「我が社は、人や地球環境に貢献してまっせ!」ということを、しっかり公表することが常識になったんです。そのわかりやすい指標としてSDGsが使われています。

SDGsの1番は貧困をなくそう

「あれ?SDGsって、地球環境保護のことじゃないの?」って思う人もいるかもしれません。

SDGsの17の項目をよく見てください。

地球環境保護に関することは5つ。それ以外に「1.貧困をなくそう」とか「2.飢餓をゼロに」とかの人を助ける系の項目が多く、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」という経済成長系のものもあります。

SDGsというのは、このようなたくさんある目標の中で「うちの会社はこの項目に力を入れます」という宣言であり、「この活動はこの項目に貢献しています」というアピールのための指標なんです。

ビジネスマナーとしてのSDGs

「我が社はこんな素晴らしい商品を作っています」「我が社はこんな素敵なサービスでお客さんを喜ばせています」に加えて「我が社はSDGs○番にこのような形で貢献しています」という紹介をすることが、2020年代の一般常識であり、ビジネスマナーになっているんです。

だから、多くの企業のWebページのトップ画面に、商品・サービスとならんで、SDGs・社会貢献の内容が書いてあるのです。

だから、これからの社会人は「自社がSDGs○番に貢献していることをプレゼンする」「取引先がSDGsのどの部分に注力しているかを評価する」能力が必要になるんです。

このように、SDGs活動を評価・アピールすることができるようになることが、SDGs活動の「第一層」です。

次回、SDGsを使って、自分のキャリアを考える「第二層」について説明します。



ちなみに、弊社 (株)スパイスアップ・アカデミアはSDGs 「4.質の高い教育をみんなに」 注力しています。

サムライカレーオンラインサムライカレーSDGs@カンボジアで、カンボジアの小学校や孤児院に教育の機会を提供する活動をしたり、プログラムの中で大学生にSDGs教育を行っています。

このようなSDGsについて大学・高校などで、無償で授業を承っております。ご興味のある教育関係者の皆様、こちらからお問い合わせください。

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