SDGsで救われるのはあなたたちです 大学生のためのSDGs講座
SDGsというと、地球環境を救おう!母なる大地!宇宙船地球号!みたいな話が多いです。
しかし、SDGsの本質は、人を救うこと。特に、今不遇な人を救うことです。
つまり、コロナ禍で不遇な、令和の日本の大学生も、救われる立場なんです。
大学生は、社会貢献なんて望んでいない
マスコミでは、
「エシカル就活!令和の学生は社会貢献を望んでいる!」
みたいなことをよく言っていますが「ホントかよ?」と思った私は、大学生200人以上にアンケートをとってみました。(私、いろんな大学で講義とかやってるんです)
その結果が、これ。
残念ながら社会貢献を求めている人は少数派で、大半は安定した収入を求めています。
まあそれは当たり前。他人を助ける前に、まずは自分が自立しなければならないですからね。みんな、よくわかっています。
そこで気がついて欲しいのは、SDGsにはこのような項目があります。
そう。生活に不安を感じてたり、コロナ禍で満足な教育を受けられていない皆さんは、SDGsで救われる側の立場でもあるのです。
皆さんを救う、企業のSDGs的取り組み
SDGsは、ビニール袋をもらうのを辞めよう!みたいなエコの話が全面に出がちです。
また、質の高い教育をみんなに!とかでも、カンボジアに学校をつくろう!みたいなことを創造する人が多いでしょう。
でも、日本の企業には、日本の大学生を助ける奨学金を出している会社もたくさんあります。
例えば、日本で一番給料が高い大企業でおなじみ、キーエンス 4年で384万円×500人
例えば、SDGs的にはプラスチックの使い捨て商品作りまくっている、ダイソー 年60万年×50人
こうやって、企業のSDGの取り組みを追いかけていくと、皆さんを救ってくれるものも出てくるので、しっかり調べてください。
弊社、(株)スパイスアップ・アカデミアでも、大学生向けの奨学金情報の公開や、弊社主催での奨学金の提供をしていく予定です。興味がある学生の方は、こちらのLINEグループに登録して下さい。
ブラック企業を避けるために、SDGsを調べよう
このように、ガチでお金をかけてSDGs活動をしている会社は、それなりに従業員を大切にしてくれる可能性が高いです。
それは、文春とかにブラック労働の実態を暴かれると、せっかく集めたSDGs活動の評価が一気になくなるどころか、反転してしまうからです。
だから、働きがいとか男女平等を求める人は、企業のSDGs活動をしっかり調べましょう。
ポイントは、本当にお金や労力を使ってやっているか。
世の中には、SDGs請負企業なんかもあって、カンボジアだと、事前に準備してある学校の看板だけ付け替えて、写真を撮って、送ってくれる業者なんかがあります。(内緒だよ!)
活動内容をしっかり見て、そういうインチキを見抜けるようになって下さい。
SDGs活動は、ホワイト企業に評価されます
逆に言うと、SDGs活動に力を入れている会社は、SDGs活動をしている人材を重宝します。
その際にも大切なのは、本気で手やお金を動かして活動をすることです。
SDGs活動をしました!といって「ポリ袋をもらわないようにしています!」というのは、悪くはないですが、幼稚すぎます。
「調べて、調査をして、発表をしました」というのも悪くはないですが、インパクトには欠けます。
なぜなら、会社というのは、調べて調査する評論家が増えると事業が回らなくなる。本当に欲しいのは、頭と身体を使って、仕事を実行する人だからです。
だから、SDGs活動も、
「奨学金を提供している企業にインターンとして参加し、広報を行いました」とか
「カンボジアの小学校を助けるクラウドファンディングを行い、50万円集めて、トゥクトゥクをプレゼントしました」
といった、リアルに身体やお金を動かした活動が評価されるのです。
このような形で、SDGsは「先進国に住む私が、地球とかわいそうな人のためにやってあげること」だけではなく「自分が支援してもらうためのもの」「自分をアピールするためのスローガン」という使い方もあるというのが、SDGsの第二階層です。
ちなみに、第三階層は「国はどのようにSDGsを使って人をコントロールしているのか?」というエグい話になりますので、オープンな場では書きません!
ちなみに、弊社 (株)スパイスアップ・アカデミアはSDGs 「4.質の高い教育をみんなに」 注力しています。
サムライカレーオンラインやサムライカレーSDGs@カンボジアで、カンボジアの小学校や孤児院に教育の機会を提供する活動をしたり、プログラムの中で大学生にSDGs教育を行っています。
このようなSDGsについて大学・高校などで、無償で授業を承っております。ご興味のある教育関係者の皆様、こちらからお問い合わせください。
学生の皆様には、LINEで無料でこのようなコラムを提供しておりますので、こちらからご登録ください。
第一階層の話はこちら