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パリのお花屋さん巡り

東京よりもずっとお花屋さんの数が多い、パリ。

日本とフランスのお花屋さんの最も大きな違いは、「個性」だとおもいます。

最近は日本でも、店主の感性が表現されている個性的なお花屋さんがずいぶん増えてきているように感じますが、

個を重んじるフランスでは特に、お花屋さん一軒一軒にも、店主の個性が顕著に現れているので、

お散歩途中、ふらりとお店を覗いてまわるだけでも楽しいものです。

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今回は、その中からわたしの好きなお花屋さんをいくつか、挙げました。

パリにご旅行の際、お花屋さんを見てみたい方、

またはスタージュ(研修)先を探していらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
(なお、スタージュ生の受け入れについては関知しておりませんので、ご自身でご確認くださいませ。念のため。。)

短期の旅行であっても、ホテルやアパルトマンの部屋に小さなブーケを飾るだけで、

まるでその街に暮らしているかのように、心穏やかで彩り豊かな時間を過ごすことができますよ。


■Rosebud Fleuristes

まずご紹介したいのは、わたしが世界で一番好きなお花屋さん。

「人生を変えるお花屋さん」と言っても、過言ではありません。

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一歩店内に足を踏み入れると、花と花器がアート作品のように美しくディスプレイされていて、花たちが皆生き生きと歌い踊っているかのよう。

いつまででも長居したくなってしまいます。

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オーナーフローリストVincent Laissard氏や、斎藤由美(yumi saito paris)氏のフラワーレッスンも開催されています。
フラワーレッスンの詳細は
https://ameblo.jp/yumisaitoparis/
こちらから。

住所:4 Place de l'Odéon, 75006, Paris, France
Instagram: @rosebudfleuristes


■DEBEAULIEU

お洒落な古着屋さんなどが集まるピガール南エリアにある、尖った感性が魅力的なお花屋さん。

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少し歩きますが、パリの観光名所でもあるモンマルトルの丘(サクレ・クール寺院)から降りてきて、古着屋さんをまわるついでに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

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使っている花器も、セレクトされている花材も独特のセンスで、

いつも覗くたびに面白い発見があります。

住所:30 rue Henry Monnier, 75009, Paris, France
Instagram: @debeaulieuparis


■Harvest Fleuriste

元Rosebudのオーナーフローリストの一人、Cyril Corson氏のお店。

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店内のディスプレイには、ブロカント(蚤の市)で買ってきたというヴィンテージなどもミックスされています。

いつもナチュラルで朗らかな彼の人柄を表しているような、ダイナミックな作風が魅力です。

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なお、 Harvest Fleuristeも、日本語通訳つきのCyrilのフラワーレッスンが参加可能とのことです。
詳細は下記の日本語お問い合わせ先に、DMにてお問い合わせください。

住所:29 rue de Bourgogne, 75007,Paris,France
Instagram: @harvest_fleuriste
フラワーレッスン日本語お問い合わせ:@yuysd


守屋百合香

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もともと花の知識も花屋経験もゼロのところから、パリの花に出会い、修業とパリ花留学を経て、フリーランスとして独立した経験から、キャリアチェンジを考えている方、フリーランスで花仕事をしたい方、パリ留学を考えている方や、二拠点生活に興味がある方などに少しでも役立つ内容をお伝えしてゆければとおもいます。

パリと東京の二拠点で、フリーランスのフラワースタイリストとして花仕事をしています。 このマガジンでは、元秘書で競技ダンサーだった私が花の…

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