【仕事の改善】仕事の時間食い虫は?
皆様、こんばんワン😸
今日は、これまで改善してきて
「ここを考えておかないと思った効果が得られないな」
と感じた事について書きたいと思います。
工場の改善と聞くと皆さんはどんなことを想像されるでしょうか?
でっかいロボットを入れたり、自動で荷物が運搬されて、必要な場所にいったり、なんてうちの工場からしたら夢のまた夢のレベルをイメージされるのではないかなと思います。
これは、何を目的としてるかというと、基本的に仕事にかかる時間を短くすることを目的としています。
では、反対に作業の時間を長くしてしまう原因は、なんでしょうか?
その大きな要素の一つは「考えること」です。
なぜかというと、人の考え方は様々で
「一だから二」
と考える人もいれば、
「一は十で、十は六で、六は二、だから一は二」
と考える人もいます。
(ニュアンスなので、言葉通りの意味じゃないですが💦)
まだ、頑張って考えて答えが出ることならいいですが、場合によっては、
そもそも考えるために必要なパーツがなかったり、
考えても絶対に答えが出ないこと
を考えてしまうこともあります。
そうなると、時間はいくらあっても足りません。
私も、初めて今の仕事に配属された時に
「部品の一覧表を英語で作ってほしい、このデータを参考にして、この情報を見ながら作ったらいいから」
と言われてやってみましたが、
「この英語はどういう意味?日本語で書いてあってもなんのことかよくわからない、これで正解なん?どこまでやったら終わりなん?わからないけど何を聞いたらいいのかもわからない・・・」
となり、ずっと考えてはいるんですが、答えがわからないので、それ以上作業が進められず、止まっていることがありました。
時間がもったいないということもありますが、何より戸惑っていることそれ自体がすごく精神的なストレスになり、作業している側はしんどい状況になるということをこの時に感じました。
そのため、何かを改善する時には、
・何をすればいいかみたらわかる状態にする
・わからないものはせめて作業の手順を残す
ということを意識して実施するようにしています。
補足しておきますと、考えることが全てダメだとは思っておらず、むしろどう改善するかということは、むしろ積極的に考えるべきだと思っています。
自分で考えてやってみて、その結果からまた考えて次の行動を繰り返すことで成長できることは自分自身の経験からも実感しています。
ただ、製造のように結果や正解が明確な作業に関しては、どれだけ正確に早く辿り着くかが重要なので、考えなくてもできるような作業にしていく必要があります。
どれだけ素晴らしい改善をしたとしても、実際に使う人が使い方がわからなければ、宝の持ち腐れですし、それを作るためにかけた時間も無駄になります。
だからこそ、誰に使ってもらうかを意識して、その人が考えなくても作業が出来ることを意識しながら改善を進めています。
皆さんの会社でも、正解が決まっている仕事でも初めてやる人は考えないとできない仕事がないか一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
ってなとこで今日はおしまいです😼
ご覧いただきありがとうございました!
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