【仕事の改善】仕事を人に合わせる
皆様、こんばんワン😸
今日は面白かった絵本があったので、紹介したいと思います。
それは、「めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!」
私の母親が孫のために買ってくれた本なんですが、ちょっと暑苦しめのおじさんが表紙なんで、初めてみた時は
「これは、、面白いんやろうか?自分やったら選ばない本やな」と思ってました。
それもあってか、最初は娘もあまり読むことがなかったんですが、ふとしたときに
「お父さん、これ読んで〜」
と言われて何気なく読んだところ、すごく参考になる話で、むしろ大人が読んだ方がいいんじゃないかと感じました。
内容は、本当にあった話が元みたいなんですが、100年以上続いていためねぎのうえんに特別養護学校の先生が2人の生徒を連れてきて、仕事をさせてほしいというところから始まります。
はじめ、表紙に描いておられるオーナーの人は
「うちの仕事はすごく難しくて、熟練の技が必要だから、お願いできることなんてないよ!」
とおっしゃっているんですが、3つのガーン!を経験することで、ご自身の考え方が変わります。
後半のページに書かれている
「仕事を人に合わせるのじゃなく、人に仕事を合わせればいいんじゃないか?」
という言葉がすごく刺さりました。
私なりの解釈としては、
仕事=手段に人を合わせるのではなく
人(の得意やできること)に仕事=目的を合わせる
という理解をしています。
自分がある程度、スキルを身につけるとそれが自分の価値だと考えてしまって、他の人に渡すことを「自分の価値を取られる」と感じてしまう人が少なからず見かけます。
私自身も、
「これはちょっとまだかな?」
と思って、渡せてなかった仕事も、仕事が立て込んでやむ終えず渡してみると実はしっかりやるだけではなくFBまでしてもらい結果的にもっと良くできた経験があります。
仕事を誰かに手放さないと自分は新しい仕事をできないし、もし自分が休んでも誰にも助けてもらえないし、いなくなったらその経験をどこにも残らずそれこそ何の価値にもなりません。
誰かに渡そうとすることで、新しい視点や課題、考え方を入れることによって、より仕事がブラッシュアップされていきます。
自分自身も、誰かに説明をしようとすると実はなんとなくでやってるけど、改めて考えると何でこうやっているんだろう?と考える機会となり、人に渡さなかったとしても、内省に繋がります。
自分にとっても、周りにとっても人に仕事を合わせることが仕組みをよくする出発点になります。
部下や社員になかなか仕事を渡せていない方も多いんではないかと思います。やってもらうではなく、「できないことを洗い出してよりよくする」ために仕事を渡してみてはいかがでしょうか?
ちなみに娘は、ガーン!となっているオーナーの顔がお気に入りみたいです😁
ってなとこで今日はおしまいです😼
ご覧いただきありがとうございました!
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