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【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #10 子育て講座をはしごしてわかったのは…

子育てがどんどんしんどくなっていった私は
公民館の子育て講座や、女性問題の講座などを
はしごするようになりました。

子育て支援、という概念や
ジェンダーという言葉も、
この頃から世に出てきたように思います。

いろんな講座を受け、
いろんなワークショップも経験し、

その内容の細かい部分は
もう覚えていませんが

とにかく、どの講座に行っても
繰り返し言われたのは


その子は、その子のままでいい。


ということでした。

いやもう、ホントに
これだけは、どの講座に行っても
繰り返し、繰り返し、言われましたね。

これはね。
深いですね。

その子は、その子のままでいい。

それは、そうなんですけど

じゃあ、なんの成長もしなくていいか、というと
そういう意味じゃない。

その子には、その子なりの成長がある。
そこを尊重する、ということです。

そして、
その子なりの成長を認めるためには
自分自身を認める必要があるわけで。

本当のあなた自身を認めることができれば
本当の子どもの姿も認めることができる。

そういう意味で

あなたは、あなたのままでいい。

という言葉も
もう、何度聞いたかわからないぐらい
教えられたように記憶しています。

書くと簡単なように見えますが
実は、すごくむつかしいこと。

本当の自分自身の姿って…何?

これって、
永遠のテーマじゃない?

その後も、
市の主催する
女性問題アドバイザー養成講座を修了したり

その講座で知り合った人たちと
子育て支援の団体を立ち上げたりすることになるのですが

すべては
子育てにつまずいたから
できたこと。


子育てが大変じゃなかったら
こんな人生ではなかったと思います。

もし、今あなたが
何かにつまずいているなら

今こそ、
何かを掴む最大のチャンスかも!

そのつまずきは、
あなたを貶めるものではなく、

あなたが何かを得るために
神様がくれた絶好のチャンス、
ぐらいに思ったほうが
メンタル的にはラクなんじゃないでしょうか。

もちろん、私も
そんなふうに笑えるようになるには
20年ぐらいかかったわけですが

とにかく
四苦八苦しながら
3人の子どもを育てたことこそが
私が生きた証だと

今は、そう感じています。


いま、しんどいお母さんたち。


がんばってー!!!!!



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