【フランス旅行記#2】ジヴェルニー、色鮮やかなモネの庭へ
パリから車で約1時間。
ジヴェルニーに着いた瞬間、
「あ、この雰囲気好きだ」
と、思った。
こじんまりした、長閑な町。
木々の緑や花、素朴な石造りの家。
光が降り注ぐ感じ。
すべてが心地いいと感じる。
モネは、43歳の時にこの町に移り住んだそう。
ピンクの外壁に緑の窓枠というパンチの効いた色使いの家だけど、周りの植物とも調和してとても可愛らしい。
浮世絵がいたるところに飾られている。膨大な量。
19世紀のヨーロッパではジャポニズムが流行っていたというが、ここまで熱心に収集しているとは驚き。
窓から眺める庭も美しい。
日本庭園を意識しただけあって、竹や小川が日本を感じさせた。
このアーチ状の橋も日本庭園をイメージしたそう。
季節の花々が風に揺れていた。
庭を出て町を散策。
この心地よい感じ、写真で伝わるだろうか。
モネがジヴェルニーの庭で描いた睡蓮の絵は、オランジュリー美術館で見ることができる。壁一面に緩やかにカーブしてぐるっと絵画が飾られて、その大きさに圧倒された。
近くで見たり、離れて見たり、ベンチに座ってゆっくり見たり。色々な楽しみ方ができるので、ぜひ行ってみてほしい。
毎月第一日曜日は無料で入れます。
無料の日は、オルセー美術館は激混みでも、オランジュリーは比較的スムーズに入ることができた。
とにかく心地良かったジヴェルニーの町、そしてモネの家。
私もいつか花に囲まれた美しい家に住んでみたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。