大型バスもつり上げるマジックテープ!?
みなさん、こんにちは。広報担当のケイです。
もう11月も終わりですね。年の瀬も近づき、みなさんも忙しく過ごされているのではないでしょうか。
ちょうど一年ほど前、今のように寒い時期にあるテレビ番組に取り上げていただいたことを思い出しました。
ABA青森朝日放送さんの「マサックのスーパー実験室」という実験番組です。
▶番組ホームページ
この番組は、青森では20年以上続く長寿番組。“Mr.マサック”こと工藤貴正さんが、番組内で様々な実験を繰り広げるというものです。
その実験の主役となったのがこのマジックテープ®です!
マジックテープ®というとどんなところについているのを想像しますか?
スニーカー、かばん、レインジャケット、防水手袋・・・みなさんも一度は“ビリッ”とマジックテープ®をはがしたことがあると思います。
実は、マジックテープ®といってもいろいろな種類があるんです。
番組では「マジックテープのすごさ(接合の強度)」を検証していただきました!
実験使用されたマジックテープ®は「マジロック」といいます。なんだかマジカルでミラクルなことを成し遂げてくれそうな名前じゃありませんか!?
大実験でマジックテープ®が釣り上げたものとは!?
実験方法はシンプルです。
マジックテープ®(マジロック)の表と裏をそれぞれ木の板に張り付けくっつけます。そして、ヒモをつけて様々なものをつり上げ、接合部分がどのくらいの重さに耐えられるのかを検証します。
冷蔵庫、人、・・・ここまでは順調です。
マジックテープ®の接合部分はびくともせず、次々と対象物をつり上げていきます。マジックテープ®さすがです!
続いては軽トラック約800キロです。
大丈夫かな…と一瞬心配しましたがこちらも余裕でつり上げ、マジックテープ®は、はがれる気配がありません。頼もしいです。
続いて約10トンの大型バスにも成功!
クレーン車にぶら下げられたヒモは、大型バスをつりながらもしっかりとマジックテープ®で接合されています。
最後にはなんと
海上自衛隊大湊基地による全面協力のもと、自衛隊タグボート(護衛艦260トン)を引っ張るという最後の関門をも見事に成功させ、マジックテープ®(マジロック)の接着力の強さが検証されました。
水の上なので浮力も働き、実際より小さな力で引っ張ることができるそうですが、それでも260トンの護衛艦をひっぱるなんて、マジックテープ®すごいです!!
人目に触れないこところでも活躍
一般的にマジックテープ®と言えば、くつやカバンに使用されている何度も着脱ができる柔らかい素材のものをイメージすると思います。スニーカーを履くときに“ビリッ”とするあの部分です。
しかし、今回の実験で使用された「マジロック」は簡単には、はがれない接着の強度が利点。主に工業用として活用され、自動車の内装やトンネルの止水シートとして使用されています。
※トンネルの止水シートとは
トンネルを掘ったときに土や水が漏れないようにしっかりと張り付けられるもので、簡単にはがれてこないよう、とても重要な部分にマジロックが採用されています。
みなさんの安心と安全をサポートするために
地震が多い日本において、「マジロック」のものをしっかり固定できる強度は新しい用途等の可能性も秘めています。
例えば仏壇の転倒防止など、万が一の備えにも一役が期待できます。
株式会社クラレによって開発・製造され、今や面ファスナーといえば ”マジックテープ®”と言って知らない人はいないほどの知名度とシェアを誇るマジックテープ®。
実は、私たちモリトジャパンが総代理店を務め、日本全国のみなさんの元へお届しているんです。
私たちが取り扱うパーツには、普段の生活では気づかないような場所で力を発揮しているものがたくさんあります。目立たないかもしれないけれど、なくてはならないもの。
今回ご紹介した番組「マサックのスーパー実験室」ではマジックテープ®にスポットライトを当てていただき、それらをお届けしていることの誇りを再確認させていただきました。
みなさんの安心と安全をサポートするために、これからも様々なパーツの用途を開拓し、高性能・高品質な商品をお届けしていきたいと思います。
※マジックテープ®は株式会社クラレの面ファスナーの登録商標です。
※マジックテープ®は日本の面ファスナーのトップブランドです。
写真提供:青森朝日放送