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ドイツ漫遊記20~気分最高潮のシュガー・タウン インゴルシュタット~
「ノンシュガーでビッグウェーブを超えようと思ったけれど、この街じゃみんな建物が甘い角砂糖みたいなんだ。気持ちも柔らかく、空気も甘くなるさ」
インゴルシュタットですやん
ミュンヘンに来た時から、行きたい場所と言えばインゴルシュタットであった。天気が良い日には絶対に行くと決めていたので、実際に天気が素晴らしい日にインゴルシュタットに行くことができ、物凄くテンションが上がった。歩きながらずっと「良いですねぇ~」とユビッチャ・ポポポーのように呟いていた。それほどに私の好みど真ん中の街なのである。
シュガー・タウンのシュガー・ビート
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私が勝手に名付けているだけなのだが、インゴルシュタットはシュガー・タウンである。とにかく街並みが甘いのである。甘さの原因は建物の色使いなのだ。まるでお菓子のようなパステルカラーで、歩いているだけで優しい気持ちになれるのである。建物の色使いに温かみがあって、青く快晴の空と相まって実に良い雰囲気なのである。コーヒーを飲んだら建物の方が溶け込んでくるんじゃないかと思うほどに、角砂糖のように甘い雰囲気が道に溢れているのである。
これはもう歩いていただく以外には分からないと思うのだが、摘み取って口に入れたくなるくらい、やわらかな色使いの街並みなのである。なんとなくジッタリンジンを聞きたくなるような気持ちだ。サングラスを掛けたくなくなるほどに可愛らしいのである。
ずっと行きたいと思っていたインゴルシュタットを散策しながら、シュガーな建物を何枚も写真に撮った。
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写真からもわかると思うが、とにかく甘い色使いである。砂糖と言われても疑わないくらいに優しくぬくもりのある色使いなのだ。
インゴルシュタットにも同じくアザム教会があるが、写真禁止の上に3.5ユーロを払わなければいけないとのことだったので、ちらっと中に入って「クレジットカード使えますか?」と時間稼ぎをし、「現金のみです」と言われる間に、中をパパっと見て去った。中は大体、ミュンヘンで見たアザム教会と似ていた。
ドナウ川と要塞、赤レンガ
十分にシュガー・タウンを堪能した後は、ドナウ川沿いを散歩した。大きな要塞を見つけ、外観を眺めながら赤レンガのある公園を歩いた。
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どこを切り取っても本当に美しく私好みで、「やっぱりインゴルシュタット、良いわ~」と実感した。あちこちで建設中や修繕中の建物があり、割と新しい雰囲気の建物も多くあった。綺麗で甘い街並みに心癒されながら、提出したい書類があったため、足早にミュンヘンに戻った。
ミュンヘンの街並みもさることながら、カップルで行くならインゴルシュタットはベストだと思う。雰囲気の甘さに二人の仲も甘くなるに違いないと勝手に思った。あっさりと見れるので、さらっと街を歩いてカフェで時間を潰すのも良いだろう。そしてドナウ川沿いでのんびりと過ごすのも良い。何とも平和でのんびりとしていて、素晴らしい場所だった。
ミュンヘン方面に来たら、一度は行くことをお勧めする。