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ドイツ漫遊記22~シュトゥットガルトの絶景図書館~


金曜日は移動日

 ホテルでぼんやりと朝食を取って、バスに乗ってミュンヘンからシュトゥットガルトへ。曇り空の日は本当にぼやぼやとしていて、バスの中で『アメリカン・サイコ』を見て、時折バスの外を眺めては「平坦だな~」と思いながら見ていた。
 オーストラリアにいた頃は、ビーチには10分、20分あればアクセスすることができた。ところがスイスやドイツに来ると、首都圏にビーチが近くないのである。だから、ヨーロッパでは海をあまり見ない生活で、どちらかと言えば川とか湖を良く見る。
 そして、ドイツは平らな原っぱが広がっていて、特に目を惹かれるということはない。スイスにいたときの車窓からの景色は素晴らしかったが、ドイツに来てからはまだ、車窓から美しい景色を見たという思い出はない。

 3時間ほどでシュトゥットガルトに着き、近場のALDIで買い物をしてホテルにチェックインし、のんびりと過ごしていた。
何かめぼしい良い場所があるか探していると、美しい図書館が近くにあることを発見した。
 今まで見た図書館の中で、私はここの図書館が一番美しく思えた。本当にシンプルな白地の建物内に様々な本が置かれている。これが図書館のあるべき姿なのではないかと思うほど、実に素晴らしい場所だった。
 

図書館内部

 もしもシュトゥットガルトに来たら、シュトゥットガルト公立図書館に行ってほしいと思う。
 すっかり夜も更けて、天気も曇りであるためのんびりシャワーを浴びて眠る。明日からシュトゥットガルトを少しずつ見て行こう。

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