【雑記】2022/01/22 「ウイルスよりも怖いもの」
ここのところしばらく即興詩をお休みしてしまった…。
基本的には毎日書こうというので続けているはずが、今年に入ったくらいからどうにも意欲が湧かず。確かに今週は人生のto doが多かったのだが、正直少しずつモチベーションに変化がみられている。
去年は無理してでも続けてやろうという気持ちでやっていたが、今年は同じようにはいかないような気がしてきている。
良いのかどうかはわからないが、徐々に自分も変化してきているということだろうか。
例の重点措置が施行されて二日目、東京都の感染者は1万人を超え…と、いろいろな憂慮がはっきりしてきた今日この頃である。
少なくとも、音楽やる身としてはあまりにも気が重い。
先日の記事で、自分の率直な想いは書いた。
しかし、とはいっても第一に「症状・状況が芳しくない方の体調回復祈願」が心にある。
まず、かかったこと自体がショックだっただろうし、そのショックが症状の悪化に拍車をかけているような気がしてならない。
なぜなら、患ったことに関して優しい言葉をかける人もいれば、同じかそれ以上「恥ずかしくないの?」と問い詰めてくる人も多数いるからだ。
一体何が恥ずかしいのか。
風邪より感染力が高いと言われているウイルスに罹ることがそんなに恥ずかしいことなのか。あなたは、風邪をひいたことがないのか。…と、心の内ではそんな風に問い詰めてしまう。そういう意味では、僕も立派なイヤミな日本人だと思う。
ウイルスよりも人の方が怖い。
これは、自分がこの2年間で絶えず感じていることである。
いろんな信条があるにも関わらず、ワクチンを打たない人に対し糾弾する人、匿名をいいことにネットでボロカスに叩く人、隣にいる人のことを考えずに主義主張をぶっ放す人。
それでは、ウイルスに罹るより先に病んでしまう。本当に。
誰かを糾弾することでしか鬱散できない世の中なのだとしたら、少なくとも誰も健康にはなれない。
だからこそ、自分の中で光を持ち続けないといけない。
僕にとっては、それが音楽だということは上の記事で書いた。
だからこそ、音楽活動については慎重に考えたいと思う。
聴いてくださる人がいての音楽だ。
これを生業にするにあたって、そこが欠けている人がだんだん増えてきている気がする。
「どう生きるか」に焦点が当てられすぎた結果、ビジョンから他人が消えていっているような。
1/24に横浜B.B.STREETさんでライブに出演する。今年初のライブだ。
歌うにあたり、心情がジェットコースターみたいに浮き沈みしすぎて少し憂いでいる。この日、僕はどうなってしまうのか。
目の前のお客さんや演者さんが、僕にとってどんな存在に映るのだろう。
考えすぎと思う人もいると思う。
こういう時、しばらく奈落の底で考えることが必要なんだと、経験で思っている。
2022/01/22 モリタクロウ
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