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2021/06/20 即興詩「日常の在処」

合わせていくことはできるけど
合わせることは好きではない
曲げたくないものはあるけれど
曲げられないわけではない

柔軟に生きられているとしたら
きっと こんなに苦しまない
だからって意固地に生きるのは
どうも相手に失礼な気がする

自分のこだわりよりも
自分がいる場を大切にしたい
そうやって生きようと思うのに
身体が拒否して
弾かれて
苦しくなる

明日になれば また初めから
自分らしい自分を始められる
時間の経過とともに
誰かとのルーティンセッションのたびに
自分は自分を塗り替えて
家に帰って シャワーで流す

慣れたものだ
そんなものほど なかなか落ちてくれない


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流れに乗ると、1日にいくつでも
詩が書けるような気がしてきますが
今日はひとつだけ公開する、という風にして
大事にとっておくようにしています。
毎日公開することよりも、毎日書くことに
大きな意味を感じています。

自分だけの場所を作ることは、とても大切だと思います。
少なくとも僕にとっては、なくてはならないものです。
あなたがどうやって生きているか。
私がどうやって生きているか。
それを知るために、作るのです。

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