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それは聞いてない!

ぞぞぞ。

朝布団から出ると、あまりの寒さに震え上がった。
昨日も寒かったが、きょうは特別に寒かった。

まだ心の準備ができていないのに、バンジージャンプさせられたような感じだ。バンジーの経験はない。

気温で見ると、まあこの時期だし、こんな日もあるか、となるのだけれど、やはり身体へのダメージがでかいのは、あまりにも突然やってきた冬だからだ。

そういえば立冬の時に一度本気を出してきた記憶があるのだが、それ以降は比較的穏やかだった。

そりゃないぜ、とぶうぶう言いながら外に出た。



暖房をつけるのはまだ早い気がするので、部屋の中では装備でやり過ごしている。

半纏。ネックウォーマー、あったか靴下。
もう五本指ソックスと草履では防御力が低すぎる。

半纏を着ていると、なんだか「かける」気がしてくる。
漫画家のステレオタイプとして頭の中に根強く残っているのだが、絶滅危惧種だろうか。
深夜、こたつに半纏で書いている。そんな感じだ。

夏の猛暑の時は「あつーーーーーい」と叫び
冬になると「さむいさむいさむいさむい」と連呼する。

前者は音を伸ばすことで熱を放出し、
後者は音を刻むことでエネルギーを生み出している。多分。

『海辺のカフカ』を読み終えた。万物はメタファーである、を体現した作品であると改めて感じた。いつ読んでも新たな発見がある。そしてわからないところはいつまでもわからないが、感じたことを無理に言語化する必要はない。
自分の心を温めてくれたのならばそれで、良いのだ。

さて目の前には積読の山である。
少しずつ消化していこう。そして今からはドラクエをしよう!

週末は読書の時間をたっぷりととることにしているので、夜はドラクエを楽しもうではないか。

といいながらも、文学フリマの足音がコツコツと聞こえてきた。
準備をしなければならない。
そして会場が広すぎるので(行ったことないけどきっとそう)、行きたいブースは事前にチェックしておかねばならない。

ということで、近いうちに「文学フリマ東京気になるブースリスト」を作ろうと思っている。

ちなみに、私のブースはLー52【凡庸な日常】です。

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/L/52

文学フリマのwebカタログです。よければチェックしてみてください。
いままでで一番面白いものができたのではないかな、と思っている。

新刊のテーマは不眠。不眠エッセーというジャンルはあまりないと思う。

東京の後は、1月の京都にも出店いたしますので、近い方でお会いしましょう!(文学フリマ東京が終わってから通販の予定はしております)


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守田樹|凡庸な日常
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