隣の"新入社員"は青く見える
こんにちは!
「他で事例はないですね。」
その言葉に社内の空気は変わった。
見過ごすことはできない環境
私が勤める会社では、新入社員が2人連続、”退職代行サービス”を使って会社を去っていきました。1人目は3ヶ月、2人目は5ヶ月という短い期間で会社を辞める決断をした2人。社内では人材がよくなかった議論しか行われていません。
確かに退職代行サービスを使わざるを得ない条件が揃っていたのも事実です。会社の規模が小さい(従業員4人)、期間が極端に短い(ともに半年以内)、社長との距離が近い(唯一の上司は社長)など、直接"辞める"と言いにくい状況だとは思います。
しかし、それ以上に問題があります。社内の環境です。これだけ狭い空間で孤独を感じてしまうのは異常な光景に映るはず。やっぱりどこか”変”です。
何かを感じた沈黙であってほしい
それを象徴するように、今回リクルートエージェントの担当者を招いて事務所で打ち合わせをしていると、辞めた2人の話題になりました。
社長が「退職代行サービスってやっぱり流行っているの?」と担当者に聞くと、「流行っているとは聞きますが、私の担当先では一度もありませんでした。御社でたまたま二人連続使用されましたが、他で事例はないですね。」
事務所に一瞬沈黙が流れました。おそらく私含め全員が何かを感じたと思います。"あっこの事務所は変だ"と。そう感じた沈黙であってほしい。
最後に
もう二度と同じことは繰り返してはいけません。何があっても守ると言った私も、時間が経ち、日々の仕事を言い訳にただ見守るしかできなくなったあの日。忘れてはいけないと誓いました。
「誰かが悪い」と外部要因にするのはとても簡単なことです。口にすればそれで終わりだから。しかし、なぜそうなったのか。"事実"と"感情"を分けて、感覚に頼らない反省が必要です。
"変えられる"ことを優先に見直しをします。変わらないものはいつまで経っても変わらないので。
ありがとうございました。
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