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わずか一言、たった一回の挨拶で変わる世界。
こんにちは!
挨拶に始まり、挨拶で終わる。コミュニケーションの基本でありながら、意外と見過ごされがちな挨拶。「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」などわずか一言、たった一回の挨拶によって人生が大きく変わることがあります。
今日は短く深い挨拶の話。あらためてその大事さを知ってほしい。
お金じゃない、ほしいのは「ありがとう」の一言
たった一言「ありがとう」を期待してしまったがために、人は落ち込むこともあるのです。実際に経験した本当の話。
家に届いた荷物の送り主は、退職代行サービスで会社を去った後輩君。中身は開けずともわかっていました。出産祝いの"お返し"です。しかし、お返しなんて期待していません。彼から何かしらのメッセージがあればそれだけで僕の心は満たされたのでした。
いざ中身を確認してみると、入っていたのはギフト券とお菓子のみ。彼からの"言葉"は、一言もありませんでした。これにはかなりショックを受けた私。なるほど、形式的に送られた何の味もしないお返しだと感じました。
感情の介入する人間関係
わずか5ヶ月。短い期間しか一緒にいませんでした。たしかにその程度の距離感だったのかもしれません。しかし、私はその中でも血の通った付き合いをしてきたつもりです。というより、わずか一回でも出会った人であれば、一期一会、誰とでも人間味のある関係をしてきました。そこには常に"感情"があり、良くも悪くも心の動きが存在しています。
今回の一件にはそれが全く感じられません。どのような形であれ、よくない状態で別れてしまったとしても、事実5ヶ月間時間をともにしてきたわけです。それに対して、お互い「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉があってしかるべきではないでしょうか。
感情を伝える手段でもある挨拶
このような感情はお互いの心で思い合っていても、伝わらないもの。きちんと言葉に、口に出して相手に伝えるべきです。その役割をも果たすのが挨拶なのです。
それを今回深く感じることになりました。そういう意味でも、退職代行サービスという手段は人間関係を無視した最後の奥の手であるべきであり、広く一般的に使われるべきではない方法です。このサービスが流行ることは、つらい状況であり、なんとか解決されるべき問題です。
まとめ
今回、あらためて挨拶の大事さを痛感することになりました。日頃、相手に対して気持ちの良い挨拶ができているか振り返るきっかけとなり、明日からの言動が変わることになりそうです。
それに加えて、相手に何かを期待している自分と向き合うこともできました。やはり承認欲求が根強く残っていて、ギブアンドテイクの精神が私をおおっています。他人の人生を生きてしまう自分から脱却して、自分の人生を歩むことのできるよう日々精進していけたらと思います。
ありがとうございました。
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